結婚相談所の現状と利用者の本音を探る調査結果レポート

結婚相談所は、専門家からのアドバイスを受けられるため、真剣な婚活に取り組む人々にとって頼れる存在として需要が高まっています。しかし、その一方で結婚相談所に対するイメージや実際の使用状況は千差万別であることが、株式会社MentarRiseの調査によって明らかになりました。

調査概要

調査は2025年2月1日から20日まで行われ、対象は婚活に関心を持つ男女100名。男女比は、男性67%、女性33%という構成です。特に「30代前半から後半」のユーザーが多く、婚活において結婚相談所の重要性が浮き彫りになりました。

結婚相談所の利用状況

アンケートの結果、約5割の婚活中の人々がすでに結婚相談所を利用しています。中には、過去に利用したことがある人もおり、結婚相談所は婚活の場として受け入れられていることが分かりました。実際、利用者の中には「結婚相談所を通じて結婚した」との声もちらほら。

理想の結婚観

理想の結婚に関して、約7割の回答者が「価値観が合うパートナーと支え合う関係」を望んでいることが判明しました。また、経済的安定や常に一緒に過ごせる関係を求める声もあり、理想的な結婚生活は相手との相性だけでなく、安定した生活基盤の上に成り立つと考えているようです。

結婚に対する不安

結婚に対して多くの人が不安を感じている要因として、経済的な負担が挙げられます。約4割が「生活費や子育てに関する経済的負担」を心配していると回答しました。価値観の違いや家庭観などへの懸念も見られ、結婚相手との相互理解が重要視されています。

結婚相談所のイメージ

質問の結果、結婚相談所のイメージとして「料金が高そう」との回答が約4割を占めました。これに続く意見として、「本気で結婚したい人が集まっている」と高評価を得ている一方、「なんとなく古いイメージがある」という声もあり、業界全体に対する先入観が存在するようです。

利用しない理由と必要条件

結婚相談所を利用しない理由としても「料金の高さ」が約4割を占め、また「どこを選べば良いか分からない」といった意見も多く寄せられました。この結果から、選ぶ基準や料金の透明性に対するニーズが浮き彫りになりました。

利用したい条件としては、約3割が「入会金の安さ」を最重要視しており、加えて「お試しプラン」を求める声もありました。これは、結婚相談所の利用に対する敷居を下げる意図です。