平等実現の集会
2025-12-17 13:09:04

同性婚の平等実現に向けた国会院内集会が開催

同性婚の平等実現に向けた国会院内集会が開催



2025年12月2日、衆議院第一議員会館で同性婚の法制化を求める院内集会「第8回マリフォー国会」が開催されました。この集会は、当事者の声を直接国会議員に届け、結婚の平等実現を目指すものです。

「公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」通称「マリフォー」が主催し、多くの原告や弁護団、支援者が集結しました。今年で8回目となるこの集会のテーマは「結婚で築ける安心と責任」です。

全国の声を国会へ



2019年から続く「結婚の自由をすべての人に」訴訟では、6つの訴訟すべてにおいて高等裁判所からの判決が出そろい、その結果、5つの判決で違憲判断が下されました。しかし、東京二次訴訟においては、現行法が憲法に違反しているという認識に対し、異なる意見が出されています。このような裁判の結果が、国会での議論の進行に影響を与えていることは否定できません。

超党派議員連盟と新たなワーキンググループ



院内集会では、超党派の議員連盟「LGBTに関する課題を考える議員連盟」から、同性婚に関するワーキンググループが発足したことが発表されました。自民党の牧島かれん議員は、「今回の判決は国会にもっとしっかりしろというメッセージです。」と述べ、国会の動きへの期待感を表明しました。

さらに、憲法学者の駒村圭吾氏が登壇し、高裁の判決に対する国会が取るべき対応について説明。彼は、同性婚における裁判所の見解が、実際に国会での立法にどのように影響するかを解説しました。

原告の声と国会議員の賛同コメント



集会では、多くの原告が自身の経験や希望を語りました。例えば、東京一次訴訟の原告である小野春さんは、「親が老いてもなお、私たちは他人のままです。子どもが不安定な立場に置かれています。どうか、今すぐ結婚させてください。」と訴えました。さらに、国会議員からも賛同の声が多く上がり、異なる政党から多様な意見が発表されました。

立憲民主党の泉健太議員は、「早く法制化を実現し、誰もが当たり前のように結婚できる社会にしたい。」と意気込みを語り、日本維新の会の岩谷良平議員も「同性婚を認めることが我が党のマニフェストに記載されています。」と明言しました。

結婚の自由を求め続けるマリフォー



今回の集会を通じて、マリフォーは同性婚の法制化に向けた情熱を再確認しました。これからも、当事者の声を政府や国会議員に届ける活動を続けていきます。マリフォーは、「結婚の自由をすべての人に」という理念のもと、法制化の実現に向け、さらなる努力を重ねていくことを誓いました。

今後の展開に注目しつつ、多くの人々が幸せな結婚生活を送ることができる日を願っています。


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