2025年GWに見つけた婚活の新常識「婚活タイパ主義」
2025年のゴールデンウィーク(GW)に感じられた新たな婚活の傾向、「婚活タイパ主義」について詳しくご紹介します。結婚相談所マリーミーの代表、植草美幸氏によれば、この新しい傾向は特に若い世代に顕著に表れています。
婚活の現状と時代背景
昨年、日本の婚姻件数は49万9,999組と、1972年のピーク時と比べて半減したと報告されています。しかし、ついに2年ぶりに約2.2%の増加を見せており、これは新型コロナウイルスの影響もあると考えられています。
過去数年、コロナ禍によって私たちの生活と価値観が大きく変わり、多くの人が新たな結婚観を持つようになりました。それを受けて登場したのが「婚活タイパ主義」です。これは、恋愛のプロセスを短縮し、効率よく結婚相手を見つけたいという新しい考え方です。
様々なメディアでも取り上げられている通り、自宅でのデートの普及により、結婚のニュースは以前に比べてサプライズ感が減少しつつあります。これに影響されて、特に忙しい若者たちが「恋愛なしで結婚を目指す」ことを選択するようになっています。
GWに見られた婚活事情
2025年のGWには、「お見合いをたくさんしたい」と望む人々が急増しました。新型コロナウイルスが五類感染症に移行し、海外旅行が前年比約170%に増加した今年のGW、結婚相談所ではお見合いを行いながらも、休息や友人との時間を大切にする姿が見受けられました。
しかし、今年は特に「連休中にできるだけ多くのお見合いをしたい」という希望が多く、4月の初旬から中旬にかけて新規入会者が急増したのです。参加者たちは、「普段は仕事が忙しくてお見合いの時間が取れない為、この連休を利用して効率よく進めたい」という思いを持っていました。「婚活タイパ主義」は、限られた時間の中でできるだけ多くのチャンスを逃さず、最大限活用しようとする姿勢を促しています。
効率的な婚活のポイント
では、どうすればこの新しい婚活スタイルを活かし、出会いを成功させることができるのでしょうか。その鍵は「自分の未来予想図を描くこと」にあります。結婚とは、「共に生きること」です。
パートナーとの価値観を共有し、支え合うためには、まず自分自身がどんな人生を望むのか、どんな結婚生活を送りたいのかを具体的に考える必要があります。それに基づいて、自分に合った相手を効率よく探すことが、「婚活タイパ主義」の成功につながります。
多様な結婚観が存在する現在では、「このように生きたい」という共通のビジョンがある者同士の関係が長続きすると言えます。そのためには、専門家と一緒に自分の理想に合ったパートナーを見つける方法を模索することが必要です。マリーミーでは、プロのアドバイザーが交渉の間に入ることで、コミュニケーションを円滑に進め支えてくれます。
未来の婚活に向けて
結婚相談所マリーミーは、これからも時代の変化に合わせた婚活のアドバイスを提供していきます。これから結婚を望む多くの方々が、自分自身の幸せな未来を描けるように、具体的で実践的な方法を通じてサポートしてまいります。婚活が新たな常識として定着する未来に向けて、私たちは進んでいきたいと思います。