岡山県とオミカレが結婚促進に向けた協定を締結

岡山県とオミカレが結婚促進に向けた連携協定を締結

2025年8月8日、岡山県庁において、民間の婚活情報サービス「オミカレ」と岡山県が連携協定を結びました。この取り組みは、若者が恋愛や結婚に対して積極的な意識を持つことを促進することを目的としています。オミカレは95万人以上の会員を抱える日本最大級の婚活情報サイトであり、全国の婚活イベント情報を取り扱っています。

背景：岡山県の少子化問題

岡山県では、少子化や未婚化が進行しており、これを受けて若い世代が恋愛や結婚を前向きに考えるための施策が強化されています。そんな背景の中で創設された「晴れ恋♥晴れ婚プロジェクト」は、民間業者と連携し、若者が自然に恋愛や結婚を欲する環境を作り出すことを目指しています。

協定の内容

この連携協定により、オミカレは岡山県が行う情報発信やイベントの展開に協力します。具体的には以下のような取り組みが計画されています：

- 情報発信：SNSや特設サイトを通じて、前向きな恋愛や結婚に関する情報を発信し、若者の意識を高める。
- イベント企画：岡山県内での恋活・婚活イベントを企画し、集客のノウハウを提供する。
- 効果検証：施策の効果を測定し、改善点を見つけて今後の活動に活かす。

また、今回の協定に際し、結婚相談所「IBJ」、マッチングアプリ「eureka（ペアーズ）」、岡山ウエディング協議会と協力し、県全体で恋愛と結婚を応援するムーブメントを広げるとしています。

取り組みの成果

岡山県の子ども・福祉部では、これまでのマッチングシステム「縁むすびネット」を通じて、3,000人以上の会員が登録され、69組の成婚を達成しました。この実績は、民間企業との連携による効果が明らかになっていることを示しています。今後もこのプロジェクトを通じて、若い世代が恋愛や結婚について前向きに考えられる環境を整備していく予定です。