結婚相談NPOが新システム「カスタネット」に移行し婚活を加速させる

結婚相談NPO、新たに「カスタネット」を採用

東京都武蔵野市に本拠を置く「結婚相談NPO」は、無料婚活制度「結と結（ユイとムスブ）」の運営を自社開発のアプリから、婚活・恋活支援のオンライン名刺サービス「カスタネット」に変更しました。この移行は、特に就職氷河期世代のサポートに寄与することが期待されています。

「結と結」は、これまで結婚を諦めていた方々に新たな出会いを提供するために設立された無料会員制度です。2013年の設立以来、婚活に対する理解を深めるために様々な取り組みを行ってきた結婚相談NPOは、2020年にこの制度を開始しました。最新のシステム変更により、参加者がより簡単にアクセスできるプラットフォームを提供できるようになりました。

新しい「結と結」システムの特徴

新たに導入されたカスタネットでは、SNSを活用した恋活・婚活が可能となります。結と結会員になることで、ブライダルサポーターとの出会いが促進され、無料でのサポートが受けられる仕組みが整っています。登録後のマッチングやお見合いの調整も全てスタッフが担当し、会員には安心してサービスを利用できる環境が提供されます。

さらに、カスタネットは個人のプライバシーにも配慮しており、プロフィール情報や本人確認を行うことで、信頼できる出会いの場を提供しています。会員は「認証済みユーザー」として、他の会員との結びつきが容易になり、様々なニーズに対応可能です。特に、「悩み事を抱えている方」向けのサポートも充実しており、婚活初心者にも安心です。

無料婚活制度の意義

結婚相談NPOは、就職氷河期世代や障がい者、非正規雇用者の婚活を支援することを目的として活動しています。無料婚活制度「結と結」は、金銭的な理由から結婚を諦める方々に対し、気軽に参加できる場を提供しています。この取り組みが功を奏し、実際に登録や相談する方が増加していることから、今後も需要が高まることが期待されています。

結婚相談NPOのアプローチ

少子高齢化が進む現代において、結婚相談NPOは「門前払いしない」を理念に、幅広いサポートを実施しています。その中で、特に「地方の過疎問題」や「障がいを抱える方、新興宗教二世、活動者が少ない地域の方」に特化したプランも用意しています。この強固なネットワークを通じて、孤独な婚活からの脱却を目指しています。

新たにシステムを整えた「結と結」は、今後も多様なニーズに応え、婚活可能性の拡大を図ります。結婚相談NPOの取り組みによって、より多くの方が幸せな結婚を実現できる日が来ることを願っています。

【結婚相談NPO 設立の背景】
結婚相談NPOは、独自の婚活プログラムを通じて未婚化・晩婚化に対する問題解決に取り組むため、2013年に設立されました。それ以来、「出会いを増やす」「信頼できる環境を提供する」という理念のもと、社会的課題に取り組み続けています。今後も継続的な支援を通じて、多くの人々に希望を届けていく所存です。