アプリで詐欺対策
2025-11-20 14:12:19

マッチングアプリ「with」「Omiai」が兵庫県警と連携し詐欺対策へ

最近、マッチングアプリを利用する際の安全性が大きな問題となっています。特にSNS型投資やロマンス詐欺が増加しており、多くの人々が被害を受けています。そこで、マッチングアプリ「with」と「Omiai」の運営を行うエニトグループは、兵庫県警察と連携し、ユーザーに対する注意喚起を行う啓発活動を実施しました。この取り組みは、すでに千葉県、和歌山県、北海道といった他の地域でも行われており、全国で4例目として注目されています。

兵庫県内では、2025年9月末時点でSNS型投資・ロマンス詐欺による被害額が約96億円に達しており、ここ数年で急増しています。兵庫県警察は、この事態を受けて公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルなどを通じて、詐欺の手口やその対策について情報発信を強化しています。特に、この活動は使用者の意識を高め、未然に犯罪を防ぐ目的を持っています。

また、エニトグループはサービス開始以来、マッチングアプリの安心・安全な利用を促進するために設けたトラスト&セーフティー室により、24時間365日体制で不正ユーザーを監視しています。この体制には、AIを利用した早期検知システムや、人の目による監視も組み込まれており、悪質なユーザーを素早く特定・対処することが可能です。さらに、悪質ユーザーとのマッチングが発生した場合には、個別に注意喚起する対策を取っています。

エニトグループでは、将来の被害を防ぐために様々な対策を講じています。例えば、デート前にアプリ上で相手からSNSの連絡先交換を求められた場合、双方に警告が送られる仕組みを導入しています。これにより、利用者が危険な状況に巻き込まれないよう配慮されています。

さらに、2025年には法令遵守や消費者保護に加えて、学術界の専門家とともに社会課題を解決するためのアドバイザリーボードを発足。こうした組織の協力を通じて、マッチングアプリの利用環境を一層向上させることを目指しています。

このような活動において、兵庫県警察の考えも重要です。SNS型ロマンス詐欺の手法は、SNSやマッチングアプリを利用して出会った相手から、段階的に恋愛感情を抱かせ、最終的には投資へと誘導するものです。兵庫県警は公式サイトやSNSを通じて、こうした詐欺の詳細を広く周知していく方針です。

エニトグループは今後も、ただマッチングアプリを提供するだけでなく、多様なライフイベントをサポートし、より良い社会を築くために、新たな価値を提供する「生活インフラ」の実現を目指しています。高速な情報化社会のなかで、いかにして安心して利用できる環境を創り出していくかが、これからの課題となっていくでしょう。


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