韓国の人気漫画が日本上陸!
2025年7月29日、株式会社玄光社からの本書『ミョヌラギ私の“お嫁ちゃん”期』が、待望の日本語訳として発売されます。原作はSNSで連載され、多くの共感を呼んだ作品です。特に韓国の家父長制度を描いたこのヒューマンコメディは、現代女性の心情に訴えるものがあり、大学の同期のグヨンと結婚した主人公ミン・サリの物語を通じて、多くの人々に響くテーマが詰まっています。
ミョヌラギとは?
「ミョヌラギ」という言葉は、著者であるスシンジ氏によって作られたもので、「嫁」が義実家で「良い嫁」と思われるために奮闘する期間を指します。この期間は通常1~2年とされていますが、長く続くこともあり、彼女の物語はまさにこの「ミョヌラギ」の苦悩を描いています。
主人公のミン・サリは、義理の両親からの期待に応えようと格闘しつつ、自身の仕事との両立や、義実家での役割に戸惑いを感じていく様子が描かれています。その中で、どのように自分を確立し、家族内での位置づけに悩むかが大きなテーマとして展開されます。
共感の生まれるストーリー
この作品は韓国の家族社会における数々の困難を描写しており、主人公が感じるもやもやは、日本の家族社会でも共通する問題に思えます。自分の仕事に加え、義実家での役割に苦しむ様子は、多くの女性が共感する部分でしょう。『ミョヌラギ』は、SNSでも話題となった「#さす九」という言葉ともリンクし、現代の夫婦や家族関係についての考察を深めていきます。
有名人からの推薦
本書のリリースにあたって、タレントの高山一実さんと作家のブレイディみかこさんが推薦文を寄せています。高山さんは、苦しみをしっかりと名付け認識することの重要性を語り、ブレイディさんは「嫁」や「姑」、「婚」という漢字の背後にある女性の重荷についての洞察を示しています。彼らの推薦は、本書の内容がいかに深く、普遍的なテーマに触れているかを物語っています。
作品の詳細
- - 著者: スシンジ
- - 出版日: 2025年7月29日
- - ページ数: 224頁
- - 価格: 1,800円(税別)
- - ISBN: 978-4768330456
本作は、日本の読者にとっても親しみやすい内容になっており、自分自身の「嫁」としてのアイデンティティを再評価する材料にもなるでしょう。自分の人生と家族との関係に悩んでいる人々に、強いメッセージを提供する一冊です。
購入情報
この本は、Amazonを通じて購入可能です。詳細な情報や予約購入については、
こちらのリンクをご覧ください。特に、現代の女性に向けたストーリーや、夫婦、家族の在り方について考えさせられる内容が詰まっています。ぜひ手に取って、ミン・サリと共に心の旅をしてみてはいかがでしょうか。