スマ婚が予測する2026年の結婚式トレンドは『つながり』

結婚式のスタイルは年々多様化しており、タメニー株式会社の運営する「スマ婚」は、2026年の結婚式トレンドとして「つながり」をテーマにした新たなスタイルを提案しています。デジタル化や物価上昇が進む中で、人々の価値観やライフスタイルが変化し、それが結婚式の形態にも影響を与えていることが背景にあります。

結婚式文化の変化

近年、結婚式における形式的な演出から、カジュアルなスタイルが増加しています。たとえば、2025年には1万円のご祝儀や会費制の結婚式が多く登場し、従来の形式にとらわれないカジュアルウェディングが人気を集めました。このような潮流を受けて、スマ婚は2022年から「近未来の結婚式トレンド予測」を行い、結婚式の未来を常に探求しています。

近未来トレンド ① 分かち合い婚

「祝われる日」から「みんなで祝う日」への移行を表す「分かち合い婚」が、2026年には主流になると考えられています。このスタイルでは、結婚式を「披露するもの」ではなく、ゲストと一緒に幸せを共有する場と位置付け、アットホームな雰囲気を重視しています。食事や会話を通じて、互いの絆を深めるというスタイルが求められています。実際に、多くのカップルがゲストに喜んでもらうことを重視していることが分かります。

近未来トレンド ② 感謝婚

「感謝婚」は、新郎新婦が祝われる側から、支えてくれた両親や友人たちへの感謝を伝えることに重きを置く結婚式スタイルです。特にミレニアル世代やZ世代では、SNS上でのつながりが一般的になった一方で、リアルな関係性を大切にする傾向が強く見られます。結婚式を通じて感謝の気持ちを可視化することが、多くのカップルに支持されています。

近未来トレンド ③ きっかけ婚

「きっかけ婚」とは、結婚式を同窓会や飲み会のようなカジュアルなイベントとして位置付けるスタイルです。昔の友人や同僚と再会し、リラックスした雰囲気の中で楽しいひとときを共有することが重視されています。働き方の変化により、なかなか会えない人々が集まるきっかけとなるため、多くのカップルに選ばれる傾向にあります。

2025年に流行したビュッフェ婚

ビュッフェ婚は、2025年の結婚式で注目を集めたスタイルです。従来のコース料理から立食やビュッフェ形式に移行することで、ゲストに経済的な負担をかけず、自由でアットホームな時間を実現させました。このスタイルが人気を集め、業界全体でも採用されるようになっています。

スマ婚の見解

タメニー株式会社のウェディング事業本部本部長、金井良介氏は、結婚式の本質は「人と人とのつながり」にあると強調しています。スマ婚では、個々のカップルに寄り添った新しいウェディングスタイルを提案し続けることを目指しています。

全体的に、結婚式の形は多様化しており、時代に合わせた新しいスタイルが生まれることによって、多くのカップルにとって、より特別な思い出となることが期待されます。こうした新しいトレンドを踏まえて、2026年の結婚式がどのように進化していくのか、今後の動向が注目されます。