婚活市場の出会いに関する調査結果
最近、婚活アプリを利用することが一般的になってきましたが、その中でも特に「出会いのスピード感」に世代や性別の違いが顕著に現れています。今回は、コンサルタントのIBJが行った1,889人の利用者を対象にした調査結果を元に、世代ごとの出会い方やお相手に求める条件を探ってみます。
1. 会うタイミングに関する世代差
調査によると、男女ともに「会いたい」と思うタイミングは「マッチング後すぐ」または「2〜3週間以内」が主流でしたが、その期待は世代によって異なります。特に30代の男女においては80%以上がこの早期の対面を希望しており、最も出会いに積極的な年代と言えるでしょう。
対照的に、20代の女性は「1ヶ月以上、やりとりしてから」という選択肢を選ぶ割合が高く、全体の14%を占めていることから、慎重派が多いことが伺えます。さらに、この世代の特徴として、電話やビデオ通話を経由して会うことを希望する傾向も見られ、デジタルネイティブならではの新しいアプローチが見受けられます。
2. 男女別の出会いに関する意識の違い
男女の意識には顕著な違いがあります。男性は積極的に「すぐに会いたい」という志向が強いのに対し、女性はより慎重に進める傾向があります。また、男性は「受け身な相手」に不満を覚える一方で、女性は「急かす相手」に警戒心を抱くなど、出会いの際の不安要素も性別によって異なります。
3. 本音が透ける会いたい理由
男性が「会いたい」と感じる理由は、1位に「丁寧でスムーズなメッセージ」、次いで「話をよく聞いてくれること」が続きます。誠実なやりとりや会話のキャッチボールが、男性にとって重要な要素であることが分かります。
一方、女性は「写真やプロフィールのギャップ」に対する不安が最も多く、実際の印象が異なることへの心配が大きいです。このように、相手への信頼感を重要視する傾向が強いことも特徴として挙げられます。
4. マッチングアプリの利用のすすめ
今回の調査から見えてきた出会いのスピード感や男女の意識の違いを理解することで、婚活アプリを利用する際の戦略も練りやすくなります。興味を持った方は、IBJが公開している「マッチングアプリおすすめ15選」を参考にして、自分に合ったアプリ選びをしてみてはいかがでしょうか。
アプリごとの特徴や利用者層も異なるため、自分にピッタリな出会いを見つけるヒントが得られることでしょう。素敵な出会いがあることを願っています。