結婚相手に求める職業とは?2025年の実態調査
結婚相談所Presiaが2025年に実施した調査によると、婚活における結婚相手の職業に対する意識が明らかになりました。本記事では、男女360名を対象にしたこの調査の結果を詳しくご紹介します。調査結果は、婚活を行う多くの方々にとって非常に興味深いものとなっています。
調査の概要
この調査は、2025年12月に行われ、20代から40代の男女360名(男性180名、女性180名)の意見が反映されています。テーマは「結婚相手の職業と婚活」で、職業に対する重要度に大きな男女差が見られました。
職業人気ランキング
調査結果によると、結婚相手として人気の職業は男女で異なり、両者の意見に興味深い違いが浮き彫りになりました。
女性の職業人気1位は「会社員(大手企業)」
女性が結婚相手として最も理想とした職業は、「会社員(大手企業)」で全体の33.9%が支持しました。次点は「公務員」で25%と続きます。この結果から、安定した給与や福利厚生が求められていることが伺えます。さらに、医師や経営者はそれぞれ7.8%と1.7%に留まる一方で、安定職を選ぶ傾向が強まっていることがわかります。
女性の回答の背景
女性たちの声からは、「育児のしやすさ」や「不況に強い」という理由が目立ち、雇用の安定やワークライフバランスが結婚相手を選ぶ上で非常に重要であることが読み取れます。
男性の職業人気は「公務員」
一方、男性において最も理想的な職業として選ばれたのは「公務員」で20.6%。次ぐ「会社員(事務)」「看護師」がそれぞれ19.4%、17.8%と続きます。男性の選択理由には、家庭との両立のしやすさが強調されています。
男性の回答の傾向
男性の意見には「生活リズムが合う」といった生活面での適応性や、「手に職を持つ」という安定性を求める姿勢が見られます。
職業意識における男女差
この調査では、「職業は重要か?」との質問に対して、女性の86.1%が「重要」と回答したのに対し、男性は60%に留まりました。この結果から、女性は将来の安定に対するシビアな視点を持っていることがわかります。
職業は結婚生活の基盤
女性にとって相手の職業は結婚生活の基盤を形成する要素となっており、単なる職業のスペックを超える重要性があります。安定した経済基盤を築くためにも、職業選びは慎重にならざるを得ません。
結婚相談所Presiaの見解
結婚相談所Presiaの代表・来島美幸氏は、「今回の調査は現代の婚活が求める『安定志向』を如実に示しています。かつて人気を誇った医師や経営者が順位を下げ、今は公務員や大手企業が選ばれています。現在の経済環境において、パートナーには安心して生活できる環境を求める方が多いですね。」とコメントしています。
結論
この調査結果は、現代の婚活市場における職業の重要性を再認識させるものでした。自分の職業や年収が異性からどのように評価されるのかを知ることは、成功する婚活に向けた第一歩と言えるでしょう。これから婚活を考えている方は、職業はもちろん自分自身の強みを見つけ、意識を高めていくことが重要です。