鎌倉の萬屋本店、口コミアワードで神奈川県総合1位を3年連続獲得

鎌倉の『萬屋本店』が口コミアワードで1位を獲得

昨年も話題となった鎌倉の萬屋本店が、結婚式場口コミサイト『ウェディングパーク』の『神奈川県口コミ総合ランキング』で、なんと3年連続で総合1位を達成しました。この嬉しいニュースは、特に結婚式の意義やその提供方法に対する評価が実を結んだものと考えられます。

萬屋本店の歴史と理念

萬屋本店は、大正15年に建造された歴史的な建物で、現在では神奈川県の景観重要建築物としても認定されています。運営を行うのは、株式会社Daiyuで、代表取締役の宮腰真里氏が指揮を執っています。萬屋本店は、ただの結婚式場ではなく、人生の大切な節目を逃さず伝える場として、その役割を果たしているのです。

社会的課題と向き合う結婚式

近年、結婚率の低下や「ナシ婚」の増加、さらには離婚率の高騰が社会問題として浮上しています。そのため、結婚式の大切さが再認識される中、萬屋本店は結婚式を「人生の節目」と位置付けています。この信念の下、多くのお客様から共感を得ると同時に、結婚式が挙げられたカップルが離婚率が低いというデータにも着目し、真の結婚式の意義を伝えています。

『三つの意義』に込められた思い

萬屋本店では、結婚式の準備段階から新郎新婦が自らの人生を振り返る『人生の棚卸し』を行っています。このプロセスを通じて、夫婦としての新しい人生を迎えるための大切な気づきを促します。

1. 人生の棚卸し

準備の中で提供される『人生の棚卸しシート』を使い、これまでの人生を振り返ることで、二人がどれほど他者に支えられてきたかを理解し、感謝の気持ちが自然に湧き上がる機会を創出します。

2. 伝統的な祝言

平安時代からの伝統に基づく『祝言』は、万屋本店が提供する挙式スタイルの一つ。ここでは、家族への感謝を伝える時間を設け、絆を再確認します。日本の伝統文化に触れることで、夫婦はより深い絆を結ぶことができるのです。

3. ゲストとの交流を重視

萬屋本店の披露宴では、派手な演出や余興を控え、ゲストとの会話を重視したスタイルを採用しています。新郎新婦が丁寧にゲストを紹介することで、心温まる交流の時間が生まれます。

口コミ評価の背景

萬屋本店は、神奈川県内の286会場の中で3年連続で評価され続けています。特に挙式会場の雰囲気、スタッフの評価、レストラン・料亭部門での高評価が目立ち、お客様からは「温かく丁寧なサービスが嬉しかった」という評判が多く寄せられています。

結婚式の持つ意味

萬屋本店は、結婚式を単にイベントとして捉えず、『人生の節目』としての重要性を常に意識しています。利益追求は二の次で、新郎新婦やその家族、ゲストが心から豊かな人生を歩むためのサポートをしていくことを使命としています。これからも、真の意味で価値のある結婚式を提供し、人生の重要な瞬間をともに祝う場として存在していくでしょう。