映像制作のウィーブがマレーシアに新法人を設立し、新たな市場へ挑戦

株式会社ウィーブがアジア市場に飛躍

大阪を拠点とする株式会社ウィーブは、結婚式映像制作において新たな一歩を踏み出しました。2025年3月3日、マレーシア・クアラルンプールに現地法人「WE’VE MALAYSIA SDN. BHD.」を設立し、国内のみならず国際的な市場における映像制作の需要に応えていく意向を表明しています。

グローバル市場への対応

ウィーブの設立したのは、結婚式後に購入可能な映像のサービスを展開するための拠点としての役割を担っています。国内で高まる映像需要に応えるとともに、個人情報保護や映像データの安全管理を強化するための取り組みの一環です。このほか、マレーシア法人は、今後アジア各国への展開拠点としても期待されています。

編集委託のセキュリティリスク

映像制作業界において、編集作業を外部に委託することは一般的ですが、それに伴い情報漏洩やデータの紛失といったリスクが存在します。ウィーブでは、こうしたリスクに早急に対処すべく、マレーシアに自社の編集拠点を設け、高度なセキュリティ対策を講じています。

この拠点では、以下のようなセキュリティ施策が実施されています。

- 当社の編集教育課程を修了したスタッフのみが業務に従事
- プライバシーに配慮した専用オフィスの設置
- クラウド上のデータ移動を常時監視
- スマートフォンや外部デバイスの持ち込み禁止
- モニタリングカメラの設置
- 入館はカードキーによる管理

これらの施策により、情報の安全性が高められ、結婚式の思い出を残すための映像制作がより安心して行える環境が整っています。

想い出プラスMovieの概要

ウィーブが手がける『想い出プラスMovie』は、結婚式当日の記録映像を後から購入できるサービスです。これにより多くのカップルが挙式後にプロの映像を手に入れることが可能となり、「撮っておけばよかった」という後悔を最小限に抑えられます。

一般的に、結婚式の映像は事前に購入を決める必要がありますが、ウィーブのサービスでは、カップルが後日、映像を視聴した上で購入の判断を行えるため、実際に映像の購入率は約50%に達しています。これは業界内でも高い支持を受けています。

マレーシア法人の今後の計画

新たに設立された「WE’VE MALAYSIA SDN. BHD.」の役割は、映像制作の拠点としての機能に留まらず、今後はアジア市場へ向けた日本発の結婚式映像文化の普及にも寄与していく予定です。これにより、ウィーブは国際的なビジネスチャンスを広げつつ、さらなる成長を目指します。

会社概要

株式会社ウィーブは、2000年に設立され、関西を中心に多角的なサービスを展開しています。結婚式の映像制作を通じて、多くのカップルに幸せな思い出を提供することを目指し、これからもさらなる進化を遂げていくでしょう。

詳細情報や今後の展望については、Webサイト（ウィーブ公式サイト）を訪問してみてください。

新たな市場への挑戦と、高品質な映像制作の確立を目指すウィーブの今後の動向から、目が離せません。