西鉄グランドホテルの神殿が新たにリニューアル
福岡市中央区に位置する西鉄グランドホテルは、婚礼用神殿を新たに生まれ変わらせ、2025年12月1日から新たな挙式空間を提供します。このリニューアルは、伝統を大切にしながらも、現代的で洗練されたデザインを取り入れた新しい体験を創出します。
新しいデザインで迎える現代の挙式
新神殿のテーマは「和の伝統とモダンの融合」。温かみのある組子細工と洗練されたライティングを施し、親しみやすく、かつ心安らぐ空間が実現しました。このデザインは、結婚式を挙げる若い世代にも大いに受け入れられることでしょう。
最大収容人数の増加
リニューアルに伴い、神殿の最大収容人数も32名から56名に増加します。これにより、親族だけでなく、友人や大切な人も招待できるようになり、より多くの人から祝福される温かな挙式が実現します。これまでにはなかった新しいスタイルの神前式が、より多様な形式を可能にします。
上質なレイアウトの提供
入退場口が会場の側方から後方中央に移動し、新郎新婦はセンターロードをまっすぐに歩けるようになります。この変更は厳粛さを保ちながらも開放感をもたらし、参列者は祭壇に正対し婚儀を見守りやすくなります。挙式前後の流れがスムーズになり、より一層の良好な体験を提供します。
雅楽の生演奏で特別感を
挙式の体験価値を高めるために、笙、篳篥、龍笛といった雅楽の楽器による生演奏を採用します。この神秘的で荘厳な音色は、挙式をより特別なものにし、参加者の心に深い感動を残すことでしょう。
歴史ある警固神社とのつながり
西鉄グランドホテルは、福岡の中心、警固神社の八十禍津日神を祀っています。400年以上にわたり人々を見守ってきたこの神社は、結婚式においても大切な存在と言えます。神社との深いご縁を持つことで、神前式はより価値のあるものとなります。
親しみを持って受け入れられるホテル
1969年に地元の思いから誕生した西鉄グランドホテルは、時を超え進化を続ける天神の地で、国内外のお客様を心を込めてもてなしてきました。館内の風格ある意匠や著名な鳳凰の間、そして試行錯誤を重ねて守り続けられた料理のプライドは、昔から現在まで変わらないものです。
半世紀以上にわたり愛され続ける西鉄グランドホテル。その伝統の上に新しい物語を紡ぎながら、福岡のウエディングシーンを牽引していくことでしょう。新しい神殿での特別なひと時が、多くのカップルの心に残ることを期待しています。