バレンタインデーの婚活は本当に役立つ？調査結果から見るその実態

婚活を行う男女において、バレンタインデーがどのような影響を与えるのかを探った調査が行われました。株式会社IBJが運営する「ブライダルネット」では、1,570人の婚活中の男女を対象に、バレンタインに関するアンケートを実施。この結果から浮かび上がる実態と、それに対する新たな視点をご紹介します。

バレンタインをきっかけに関係が進展した人はわずか

調査結果によると、バレンタインデーをきっかけに関係が進展した経験を持つ人は、男性が5.5%、女性が6.2%と、非常に少数派となっています。一般的にバレンタインは、女性が好きな男性にチョコレートを贈る日として認識されている日本において、婚活にはあまり利用されていないことがわかります。

婚活中の女性の約8割がプレゼントを贈らず

「婚活中にバレンタインのプレゼントを贈ったことがあるか」という問いに対して、贈ったことがあると回答した女性は僅か24%でした。つまり約8割の女性が、この日を特別な機会とは考えていないことが明らかになりました。また、男性側でも77.9%が「特に期待していない」との回答を示し、バレンタインに対する関心が男女共に低いことが伺えます。

印象に残るチャンスとしてのバレンタイン

このような状況を逆に見ると、バレンタインにプレゼントを贈ることは、他の婚活者との差別化となり、印象に残る有力な手段となる可能性があるのです。実際の調査でも、プレゼントをきっかけに関係が発展したとの体験談が寄せられています。たとえば、職場の同僚からのプレゼントがきっかけで交際が始まったという事例や、相手の喜ぶ笑顔を見られたことで心が通じたと感じた女性の声などが報告されています。

バレンタインに贈るなら市販のチョコレートが最適

「もらって嬉しいプレゼント」としては、男女共に市販のチョコレートが人気で、最も多くの支持を受けている結果が出ています。手作りのスイーツにこだわる必要はなく、気軽に贈れる市販品で十分に好意を示すことができるのです。

婚活の悩みをサポートする婚シェルの存在

婚活者の中には、バレンタインデーの時期に「お菓子を渡したらどう思われるか」といった悩みを抱える方も多いようです。このような声を受けて、ブライダルネットでは「婚シェル」と呼ばれる婚活のプロが、個々の状況に合ったアドバイスを提供しています。具体的には、メッセージのやりとりやデートプランの相談、さらには振り返りまで行っており、安心して婚活を進められるように手助けしています。

婚シェルのアドバイス

婚シェルからは、「感謝の気持ちを込めて市販品のチョコレートを渡すのは良い方法です」といったアドバイスが寄せられています。快適に婚活を続けるためには、心の声を聞き、自然な会話を大切にしながら進めることが重要です。

バレンタインデーは、ただのイベントにとどまらない可能性を持っています。この日を活用して、自分の想いを伝え、新たな関係を築く機会にしてみてはいかがでしょうか？