鳥取砂丘マッチングイベント2025：雨の中で誕生した28組のカップル

鳥取砂丘マッチングイベント2025の成功

2025年5月24日、鳥取砂丘で行われたマッチングイベントは、悪天候にも関わらず大規模な参加者を集め、素晴らしい成果を収めました。このイベントは株式会社オミカレと鳥取県が連携して行ったもので、参加者は男性58名、女性50名の合計108名。最終的には28組のカップルが成立しました。この成果は、昨年開催された同イベントと合わせると57組のカップルが誕生したことになります。

鳥取県の課題とオミカレのビジョン

鳥取県は近年、出生数の減少や未婚率の上昇という問題を抱えており、それに対する解決策を模索しています。「えんトリー」の開設や「カップル倍増計画」など、県民の出会いと結婚を支援する取り組みが行われています。一方で、オミカレの目標は「新たな出会いの創造」です。このビジョンが鳥取県の課題と一致したことで、連携協定が締結され、今回のマッチングイベントが実施されました。

当日の様子

イベント当日は、朝から降り続けた雨の中、参加者たちの出会いの熱意は冷めることなく、多くの方が会場に集まりました。特に男性のキャンセル率はわずか3％で、出席した参加者たちの意欲が伺えました。年齢層は男性の平均が31.3歳、女性は29.5歳で、全体の平均は30.5歳でした。昨年に比べて若い世代が増加し、結婚に対する意欲が高まっていることが見受けられました。

マッチングの様子

イベントの中では、オミカレが提供する通話型マッチングアプリ「オミカレLive」を利用して806件の「いいね」が交わされました。これにより、142組がマッチング。しかし、たとえマッチングしなくても、フリータイムでは参加者たちがスイーツを楽しみながら交流を深め、賑やかな雰囲気が広がっていました。婚活コーディネーターの荒木直美さんも参加者同士の交流を促進するために積極的に働きかけていました。

満足度と今後の期待

イベント後のアンケートでは、参加者の75％が「とても満足」または「やや満足」と回答。次回の参加意欲も66％が「参加したい」と答え、今後への期待感が高まっています。また、44％以上が結婚への意欲が「とても高くなった」「やや高くなった」との結果が出ました。

今後の展望

オミカレと鳥取県のさらなる連携を通じて、今後もオンラインとオフラインを融合した出会い支援に努めていく方針です。次回9月には米子エリアを中心とした大規模なマッチングイベントが計画されており、詳細が決まり次第お知らせする予定です。この取り組みが他の自治体にも波及し、全国的に結婚支援の活性化に繋がることが期待されます。