マッチングアプリ「タップル」が兵庫県警と協力してロマンス詐欺被害を防ぐ取り組みを開始

「タップル」が兵庫県警と連携した詐欺被害防止の取り組み

マッチングアプリ「タップル」を運営する株式会社タップルが、兵庫県警察との協力の下、「SNS型ロマンス詐欺」の被害を未然に防ぐための啓発活動を開始しました。このプログラムは、2025年11月19日から実施される予定で、利用者の安全を確保することを最優先に据えた取り組みです。

SNS型ロマンス詐欺の現状と影響

近年、マッチングアプリやSNSを介したロマンス詐欺の事件が増加しています。特に兵庫県内では、被害に遭う人々が急増し、詐欺による被害額も大きくなっています。このような状況を踏まえ、タップルは兵庫県警察と手を組み、利用者に対して効果的な注意喚起を行うことを決定しました。

アプリ内での注意喚起

「タップル」では、兵庫県に居住するユーザーを対象にした記事をアプリ内で配信し、ロマンス詐欺の手口や注意点を分かりやすく解説します。この中には、警察相談専用ダイヤル「#9110」や、消費者ホットライン「188」をはじめとする相談先の情報も明記されているため、疑わしい事例があった場合にはすぐに相談できる体制が整っています。

さらなる取り組みと啓発活動

タップルの代表取締役社長、平松繁和氏は「安心・安全な出会いの場を提供することを最重要視しており、警察との連携を行うことで利用者が事前に気づく機会を増やし、被害を防ぎたい」と述べています。今回の取り組みは、既に大阪府警察との連携が確立されたことに続くもので、今後も官民一体の防犯活動を進めていく意向を示しています。

安全性の確保に向けた努力

タップルは、安心・安全を確保するために、様々なセキュリティ対策を実施しています。具体的には、以下のような施策を導入しています：

1. IMS認証やTRUSTeなど、第三者機関による認証を取得。
2. 24時間365日の監視パトロールを行い、不正利用者の早期検知に努めている。
3. 公的身分証明書による本人確認及び顔認証システムを導入し、なりすまし防止策を講じている。
4. 万が一に備えたLINE電話サポートなど、迅速な対応ができる体制を整えている。

これらの取り組みにより、「タップル」は利用者にとって信頼性の高いマッチングサービスを提供しています。

タップルの特徴とサービス

「タップル」は、食や映画、スポーツといった共通の趣味を基に出会いを提供している国内最大規模のマッチングアプリです。2014年からサービスを開始し、累計会員数は2300万人を超えており、特に20代の恋活・婚活中の男女に広く利用されています。デートの相手を24時間以内に探せる「おでかけ機能」をはじめ、利用者が楽しく出会える環境を整えています。