バレンタインデーとカップルの愛情表現
2月14日に迫るバレンタインデー。毎年、この特別な日に向けて、恋人たちは特別なサプライズや愛の表現を計画します。そんな中、株式会社リクルートが発行する結婚情報誌『ゼクシィ』は、全国のカップルに共通する「あるある」をテーマに、大規模なアンケート調査を実施しました。この調査は、特に「パートナーがいる」と答えた4,888人を対象にしたもので、日常の中での愛情表現や感謝の気持ちの伝え方についての傾向を探りました。
日常の感謝、鹿児島が1位
その中でも特に注目すべき結果となったのが、「『ありがとう』を毎日伝えている人」の多い都道府県のランキングです。見事1位に輝いたのは鹿児島で、なんと40.4%ものカップルが、ふとした瞬間に感謝の言葉を交わしていることが分かりました。この結果は、鹿児島のカップルが日常的に心温まるコミュニケーションを実践していることを示しています。
新潟は愛情表現に特化
続いて、「同じ料理でもよりおいしそうな方をパートナーに渡す人」が最も多かったのは新潟で、なんと84.6%という高い数字を記録しました。この調査結果からは、新潟のカップルが相手を大切に思いやる姿勢が伺えます。相手のためを思い、少しでも美味しいものを食べてもらいたいという気持ちが、日常生活の中で自然に表現されることは、夫婦やパートナーシップの良好な関係を築くためにも非常に重要です。
東京は思い出の瞬間を多く
1週間でパートナーの写真を撮る平均枚数が最も多かったのは東京で、4.73枚という結果が出ました。これは、東京のカップルが日常生活の中で、多くの思い出を一緒に作りたいと願っていることを示しています。日々の些細な瞬間も写真に収めて、いつまでも大切にしている姿は、今の時代における愛情表現の一環とも言えるでしょう。
愛のメッセージを発信
こうした調査結果を受けて、リクルートは愛情表現に特化した素敵なメッセージを広めるため、上位に入った都市に屋外広告を掲出します。広告は東京、鹿児島、新潟の主要な駅に設置され、タイトルは「なにげない毎日も、あなたがいるだけで」というメッセージが現れます。これは、日常生活の中に潜む愛情の形を再確認する良い機会となることでしょう。
一見、日々の生活の中で意識されない愛情の表現ですが、調査からは多くの人がそれを実践し、そしてパートナーを大切に思っていることが明らかになりました。愛情を伝え合うことの大切さを再認識するこの機会が、バレンタインデーの感謝のメッセージに繋がれば素敵ですね。
調査概要
このアンケートは、株式会社マクロミルによって2024年9月に実施されたもので、18〜60歳のパートナーがいる男女4888人が回答しました。これらの結果は、日本のカップルの日常に潜む愛の形を知るヒントになることでしょう。バレンタインの計画を立てる際に、相手を思いやる行動を盛り込む参考にしてみてはいかがでしょうか。