お互いの未来を考える二人の決断
2025年7月3日(木)、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via スペイン』の第7話が放送され、視聴者を魅了しました。この番組は、付き合いながらも結婚に踏み込めないカップルたちが、7日間の異国での旅行を経て最終日には「結婚するか、別れるか」を決断しなければならない、心温まる感動のストーリーです。前シーズンから引き続き、さや香・新山さん、ヒコロヒーさん、藤本美貴さんなどのスタジオ出演者が盛り上げる中、今シーズンには新たに桜田通さん、元乃木坂46の松村沙友理さん、モデルの山田優さんが参加しました。
年の差カップルの葛藤
第2組のカップルは、43歳の会社経営者タカミツと、29歳のモデル兼システムエンジニアのタマミです。タマミは結婚への思いや願望を強く持っていますが、タカミツは結婚に対して後ろ向きで、彼女の家に転がり込んで生活をしている状況です。「紙切れ一枚で縛られるのは古い」と、結婚に対する価値観の違いが浮き彫りとなります。
タマミはタカミツとの将来を真剣に考えていますが、年齢差を感じる中で、どう向き合うべきなのか悩んでいます。そんな彼女が提案したのが、結婚する際に守るルールについての意見交換でした。「浮気はNGだけど、飲み会には行っていい」と、必要な境界線を明確にしつつ、お互いの理解を深めたいという思いが伝わってきます。
互いの気持ちを尊重する姿勢
一方、タカミツは「お互いの主張をぶつけ合うのではなく、“私たち”を大切にしたい」と話す中で、「自由気ままな自分を大切にしてほしい」と本音を打ち明けました。その言葉に感動したタマミは涙を浮かべ、「書けないかと思ったけど、ちゃんと気持ちを形にできるじゃん」と驚きと共感の表情を見せ、彼らは教会で互いに抱き合う姿が印象的でした。
財布事情についてのオープンな対話
スタジオでは、藤本美貴さんの「奥さんは新山さんの給料を知っていますか?」という質問から財布事情について話が広がりました。山田優さんは「うちは完全に別々」とし、自分の収入については夫に知られていないが、逆に夫の収入は把握しているとのこと。藤本さんも同様の考え方を持っており、思わず気持ちを共感し合いました。
また、視聴者からの質問には、結婚当初から今に至るまで変わらず愛情表現を行っていると語る山田優さんのエピソードも印象的でした。「愛情表現は続けています」との言葉から、長い関係でも愛を少しずつ更新し続けることの重要性が伝わってきます。
番組の魅力
今回の『さよならプロポーズ via スペイン』は、年齢差カップルの複雑な心理や結婚に対する価値観の違いを丁寧に描くことで、視聴者に感情移入させる魅力的な内容となりました。カップルたちの成長や葛藤を通じて、結婚とは何かを考えさせられる、非常に意義深いエピソードでした。次回の放送も楽しみですね!