ITエンジニアは婚活市場でも人気!安定感が魅力の理由とは
日本国内には多くの婚活者がいますが、その中でも特に目を引く職業があることをご存知でしょうか。それはIT関連職です。株式会社IBJと株式会社キッカケクリエイションが実施した共同調査によると、IT関連職に従事する男性は婚活市場で非常に人気が高いことが分かりました。その理由や女性が求める理想の結婚相手像について詳しく見ていきましょう。
IT職の高い成婚率とその要因
調査によると、IT業界に従事する男性の成婚率はなんと51.7%にも達することが明らかになりました。これは他の職業に比べても非常に高い数字で、IT職の男性が婚活市場でなぜ人気を誇っているのか、その背景を探ることが重要です。女性がIT関連職に求めるのは「安定した収入」、そして「将来性」です。
理想の結婚相手は公務員とIT職
調査結果によると、理想の結婚相手職業で最も高い支持を受けたのは「公務員」で、次いで「IT関連職(SEなど)」がランクインしました。このことから、IT職が「将来性のある安定職」として女性に受け入れられつつあることが見て取れます。また、IT職の持つ技術的なスキルも魅力として映っている可能性があります。全体的に言えることは、安定性と今後の成長性が求められる時代であるということです。
夫婦共働きの希望と理想的な生活
結婚後のライフスタイルに関する調査では、「夫婦共働き」を希望する回答が27.9%を占め、次いで「別居」や「家事育児の平等な分担」といった意見が上がりました。女性が求めるのは経済的な安定だけでなく、パートナーシップとしての生活のバランスです。特に、共働きと夫婦平等の家事分担を希望する声が多いことは、現代の働く夫婦における価値観の変化を反映しています。
年収基準についての現実的な視点
結婚相手に求める年収は『500~600万円』が約6割に達しており、多くの女性が求める年収は現実的なラインに収束しています。特に高収入を望まない傾向が強く、安定した生活を意識した選択が多いのが特徴です。これは、結婚生活を長く続けるためには収入そのものよりも、安定感や共に家族を築ける基盤が重視されることを示しています。
理想の働き方は柔軟性を重視
さらに、IT職を理想の結婚相手に選んだ女性にとって、働き方に関して「リモートなし/週5日出社」のスタイルが最も支持を得ましたが、一方で「週2〜3日リモート」「週1日リモート」といった柔軟な働き方も支持されています。このように、デジタル時代の働き方は出社とリモートをうまく両立させる形が理想とされ、家庭とのバランスを求める姿勢が見て取れます。
結論:IT職に期待する女性の声
今回の調査結果は、IT職の男性に対する女性の高い関心と、その理想のパートナー像が「生活を共に築ける存在」として非常に強調されていることを示しています。安定した収入と、家事や育児に積極的に参加する姿勢が求められ、相手と一緒に生活を成長させていくことが現代の結婚に求められているのかもしれません。この傾向は今後も続くと考えられ、IT業界が婚活市場で注目を集める理由もそこにあると言えるでしょう。