AIを通じて考える、新しいお別れのかたち
2026年5月23日と24日、札幌市中央区のSAPPORO CULTURE FARMで開催された「Age-Well HOKKAIDO」には、多くの世代からの来場者が集まりました。中でも注目を集めたのが、株式会社あいプランが運営する「やわらぎ斎場」の体験型ブースです。ここでは、AIを活用して来場者とともに“自分らしいお別れ”を考える、新しい試みが行われました。
「Age-Well HOKKAIDO」とは
「Age-Well HOKKAIDO」は、世代を超えて共創することをテーマとした多世代共創フェスティバルです。子どもからシニアまで、誰もが参加し楽しめるイベントとして、北海道で初めての開催となります。参加者は、各ブースを巡ることでさまざまな体験を通じて新たな発見を得られる機会を持ちました。
自分らしさを見つけるブース
やわらぎ斎場のブースでは、「葬儀」という言葉をあえて使わず、来場者が好きなことや大切にしているもの、家族との思い出について自由に話し合う場を設けました。これにより、葬儀に関する敷居が低くなり、参加者同士が自然に会話を楽しむことができました。
特に印象的だったのは、AIが提供するお別れのアイデアが多様性を持っている点です。来場者からの情報を元にAIが生成するビジョンは、単なる形式的な提案ではなく、その人の個性を生かしたものばかりです。趣味や思い出の場所、好きな音楽や色など、さまざまな要素を織り交ぜながら、それぞれの参加者が理想とするお別れの形を形作る助けになります。
参加者の反響
当日は、幅広い世代の方がブースに訪れ、AIを通じた体験に興味を示しました。普段はなかなか話題にしにくい「お別れ」についての思いや考えを、自然にそして前向きに交流できる場となりました。各世代がその人らしさや家族とのつながりを振り返ることで、より深いコミュニケーションが生まれていたのです。
新しいきっかけの提供
やわらぎ斎場が今回のブースで目指したのは、葬儀そのものを提案するにとどまらず、自分の意志や価値観を周りに伝える新たなきっかけを生むことです。これにより、元気なうちから好きなことや想いを言葉にすることが、いざという時に家族がその人の意向を理解しやすくするための助けになります。
AIを利用することで、参加者は自分や家族の「お別れのとき」について考える良い機会を得られました。やわらぎ斎場は今後も地域に根ざした葬儀サービスの提供を続け、様々な人生の節目に寄り添う取り組みを進めていく予定です。
まとめ
今回のイベントで多くの方々が自然な形で話題にした「お別れ」は、重たい印象のあるテーマでも、前向きに捉えることができることを身をもって感じることができました。やわらぎ斎場の取り組みは、これからの時代に求められる新しい視点と言えるでしょう。