PIAMYフェス2025の魅力
2025-07-29 10:30:30

1,200参加者を集めた「PIAMYフェス2025」が見せたLGBTQ+女性コミュニティの未来とは

1,200参加者を熱く迎えた「PIAMYフェス2025」



2025年7月12日、東京都新宿区のLUMINE 0で開催された日本最大級のLGBTQ+女性向けイベント「PIAMYフェス2025」には、昨年の倍となる1,200名が集まりました。このイベントは、レズビアンやセクシュアルマイノリティの女性たちが集まり、自分たちのつながりや居場所を見つけることを目的としています。今年のテーマは「レズビアン・セクマイが“もっと”つながる」で、参加者には新たな出会いや交流を楽しむ場が提供されました。

会場は終始熱気に包まれ、参加者の76.3%が一人で参加しているにもかかわらず、7割以上が他の来場者との交流を目的としていることが分かりました。これは、男女問わず安心して参加できる場が求められている現状を反映しており、今回のイベントはその声に応える重要な機会となりました。

共感を生む多彩なコンテンツ



「PIAMYフェス2025」では、参加者の共感を核に、新たな「つながり」を促すための様々なコンテンツが用意されていました。特に目を引いたのは、60のテーマに分かれたオフ会です。ここでは参加者の86%が新たな出会いを果たし、多くの人が意気投合する様子が見られました。中には20人以上の新たな出会いを経験した参加者もおり、この大規模なイベントながらも、個々人がパーソナルなつながりを得ることができる融合が実現しました。

また、ステージコンテンツでは、オープンリーレズビアンのタレント一ノ瀬文香氏が司会を務め、セクマイ・レズビアンのインフルエンサーやドラマの原作者・出演俳優が登壇。特にGLドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』の原作者、Sal Jiang氏や、キャストの優希美青氏とのトークセッションは将に熱狂が巻き起こりました。約450名が集まったこのセッションでは、来場者の悩み相談にも応じ、自分たちの物語を通じた共感と連帯感が強められました。

社会的な課題にも目を向ける



コミュニティが抱える課題も重要なトピックとして取り上げられました。専門家や当事者たちによるトークセッションでは、メンタルヘルスや同性カップルの家族観についての議論が行われ、法整備や社会的理解の促進が急務であることが共有されました。特に、孤立しがちな当事者が安心して悩みを話せる場の必要性を感じる参加者が多く、切実なテーマについての意見が交わされました。

イベント後の新たな交流



イベント終了後には、昨年同様の「新宿二丁目ツアー」とアフターパーティーが行われ、コミュニティの日常的なカルチャーを体感する機会として再び集まりました。ここでは、レズビアンや女性に人気のバーでアフターパーティーが開催され、参加者たちが笑顔で交流を深める姿が見られました。

LPGAや企業の支援も受け、PIAMYフェスの理念が広まる中、登壇した星マリコ代表は「この熱を一過性のイベントで終わらせず、持続的なムーブメントへと昇華させたい」と意気込んでいます。PIAMYは、ここから始まる新たなつながりとサポートの輪を広げていくことを目指しています。これからも、LGBTQ+コミュニティの未来に向けての挑戦が続くことでしょう。


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