結婚相談所に対するネガティブイメージと潜在的需要の実態調査

2025年に実施された「結婚相談所のイメージに関する実態調査」では、未婚の男女200名を対象に結婚相談所に対する意識が明らかにされました。この調査は、結婚相談所Presiaが行い、結婚相談所に入会したことがない20〜40代の層を対象としています。

調査結果の概要

調査結果によると、約6割の人が結婚相談所での活動を「恥ずかしい」とこたえる一方で、24.5%は「興味がある」と回答しています。このギャップは、ネガティブなイメージと潜在的な需要が共存していることを示しています。

- 恥ずかしいとの回答：男性54%、女性63.7%、全体で59.5%が気まずさを感じている。
- 費用が高いとの印象：31.5%が、このイメージが一番の理由だと回答。
- モテない人の集まりとの印象：43.1%がそう感じている。

恥ずかしさの実態

調査によると、男性の54%が「恥ずかしい」と感じる一方、女性では63.7%という数値が示されています。「恥ずかしい」と感じる原因には、結婚相談所の利用が周囲に知られることへの抵抗感も含まれています。

結婚相談所の第一印象

また、男女ともに「ややネガティブな印象」を持っている人が多数派でした。結婚相談所に対してポジティブな印象を持つ人はわずか6%とされ、モテない人の集まりという印象が根強く残っていることが確認されました。

誰にも言えない結婚相談所の利用

もし結婚相談所に入会した場合、話せる相手については「誰にも話さない」と答えた人が最も多く、特に男性40名、女性38名が周囲に隠したい意向を示しました。結婚後に「出会いは結婚相談所」と聞かれた時に言えるかという質問には、男性36.8%、女性30.1%が「はい」と答えています。

利用しない理由と潜在的需要

利用しない理由としては、63名が「費用が高いイメージ」と回答しました。次いで「自然な出会い」を希望する人や「結婚願望がない」という回答も多く見られました。しかし、興味を持っている人も多く、24.5%が婚活への興味を持っていることが明らかに。これは、結婚相談所の持つ可能性を示唆しています。

成功する婚活のために

結婚相談所Presiaの代表、来島美幸氏は、調査結果からネガティブなイメージが根強い一方で、実際には婚活に興味を持つ人が多いことに可能性を感じています。彼女は現代の結婚相談所が効率的で安全な出会いの場として変化していることを強調しています。

Presiaはオンライン完結型サービスを提供しており、全国どこからでも簡単に婚活ができます。今後、「誤解」を解消し、一人でも多くの人に良い出会いを提供することが重要だと述べました。