家計管理の新常識
2025-03-25 10:58:19

結婚後の家計管理の新常識!世代による夫婦の財布観とは

結婚後の家計管理の新常識!世代による夫婦の財布観とは



最近の調査結果から、結婚後の家計管理における夫婦間の考え方に世代ごとの明確な違いが浮かび上がりました。株式会社ZWEIの「ツヴァイ婚活研究所」が全国の20歳以上の男女794名を対象に実施したアンケート調査によると、特に若年層においては、「夫婦の財布を分ける」というスタイルが新しい常識になっているというのです。

1. お小遣いは各自管理が主流


従来、夫が稼いだお金を妻が管理し、夫にお小遣いを渡すのが通常とされていました。しかし、今回の調査では、20代男性の94.3%が「お小遣いは自分で管理したい」と回答。「夫が家計を主導する」という時代は終わりを迎えたと言えるでしょう。

年齢層が高くなるに従い、家計管理への意識も変化しています。50代男性では「それぞれが管理したい」とする割合が70.5%に減少し、逆に「妻に管理を任せたい」と考える男性は年齢を重ねるほど増加しています。特に40代の男性では20.3%、50代では20.5%が「相手に任せたい」と回答。これは、年齢によってパートナーシップに求められる役割が変わる可能性を示唆しています。

2. 家計主導権を握りたい女性たち


一方、女性の意識調査では、20代女性の34.7%、30代女性の28.9%、40代女性の32.7%が「お小遣いは自分が管理したい」と考えていることが判明しました。世代にかかわらず、一定数の女性が家計のイニシアチブを握りたいと思っているのです。また、「夫婦でお金を分けて管理する」という考えは、若い女性の間で特に強く、20代では61.1%、30代では63.5%が「それぞれ管理する」と回答しています。

3. 貯蓄口座の意識に見られる世代差


「貯蓄口座を一緒に持ちたい」と言う人が最も多かったのは20代女性で、約40.3%がその意向を示しました。しかし、50代以上の男性ではその割合が16.7%と低く、年齢が上がるほど「別々に管理したい」と考える傾向が強まっています。これらのデータから、特に若い世代においては男女の意見の分断が目立つことが確認できました。

4. 現代の結婚事情とお金の管理


近年では共働きが一般化し、夫婦の経済的自立が重視されています。お金の管理はその中でも非常に重要なテーマで、結婚生活における価値観を強く左右します。相手とのパートナーシップを円滑に進めるためには、家計管理に関する意識をしっかりと話し合うことがこれからのカップルには求められています。

まとめ


この調査を通じて判明したのは、夫婦のお金の管理における男女の価値観の違いと、それに伴う世代間の意識の変化です。若い世代では「各自管理」が主流ですが、年齢が上がるにつれて「管理を任せる」選択肢も増える傾向があることがわかりました。世代ごとのライフスタイルの変化を反映したこのような調査を基に、ZWEIでは適切なサポートを提供し続けています。今後、結婚後の家計管理に関するスタイルはさらに多様化していくことでしょう。


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