金継ぎで恋が始まる
2025-08-18 09:02:34

金継ぎ体験で恋も修復?独自の婚活イベントが話題に

金継ぎ体験で恋も修復?独自の婚活イベントが話題に



婚活に新たな形が誕生しました。短い時間での会話や食事だけではなく、共通の趣味や体験が相手の内面を引き出すという新しい試みが注目されています。今回、株式会社IBJと金継ぎの専門企業つぐつぐがタッグを組み、参加者同士が金継ぎを通じて絆を深めるイベントを開催しました。

伝統と現代が融合する金継ぎ



金継ぎとは、日本の伝統的な技法で、割れた陶器をつなぎ修復し、漆で継ぎ目を金で装飾する方法です。この美しい修復技術は、単なる視覚の美しさだけでなく、「古いものに新たな価値を見出す」という日本独自の美意識「侘び寂び」を体現しています。とても手の込んだこの技法は、近年、日本国内外で広がりを見せています。

共通の体験で内面を知る



食事や会話だけではわからない相手の内面を知るために展開されたのが、金継ぎ体験を通じた婚活イベントです。今回は、2025年7月19日に都内IBJ会議室で行われ、男女合わせて10名が参加。最初は緊張した様子の参加者たちも、金継ぎを通じてお互いの心の距離を縮めていきました。

金継ぎワークショップの内容



参加者は、漆ではなく合成樹脂を用いて金継ぎ“風”の箸置きを作ることに挑戦。シーグラスとシー陶器を組み合わせることで、各自の個性を反映させた作品作りが進行しました。

まずは、自分とぴったり合う断面の石を選ぶ作業からスタート。これが意外にも会話のきっかけとなり、男女が協力し合う姿が見られました。次に、継ぎ目に金を塗る過程では、一瞬の静寂が広がり、互いを意識した集中力が会場に満ちました。

出会いから恋へ、カップル成立の瞬間



作品が完成する頃には、参加者同士の会話も弾み、作品を見せ合う中で自然な流れで連絡先を交換するカップルも誕生しました。イベントの終わりには、実際に1組のカップルが成立する瞬間も見られ、金継ぎの魅力を感じることができました。

金継ぎが紡ぐ人と人の絆



今回のイベントを通じてつぐつぐは、「金継ぎは人間の絆を強くする」という思いを新たにしました。参加者はモノを大切にし、手間をかけることで生活を豊かにする姿勢を持っています。この共通の価値観を持つ人々が集まることで、恋のきっかけも生まれやすいのです。

近年、金継ぎ教室には若い世代が増えており、特に女性の参加者が目立ちますが、最近では「金継ぎ男子」も増加中です。金継ぎの趣味が持つ魅力的な響きが、異なる世代や性別を引き寄せているのかもしれません。

SDGsへの貢献も



金継ぎは、持続可能な技法としても注目を浴びています。道具や食器を新たに買い換えるのではなく、壊れたものを継がい、修復する姿勢は、SDGsの目標に貢献するものです。

つぐつぐでは、金継ぎを通じて、モノだけでなく人とのつながりも大切にしています。今後も金継ぎを文化として広め、新しい形式の出会いを提供していくことで、伝統と現代を融合させた面白い企画をお届けしていきます。

最後に



興味を持った方は、つぐつぐの金継ぎ作品展へぜひ足を運んでみてください。金継ぎの魅力を体感できる素晴らしい機会です。 一緒に金継ぎ体験を通じて、目に見えない「絆」を強めてみませんか?


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