2026年7月、政府がストーカー対策としてストーカー加害者へのGPS装着を検討している一方、多くの人がGPSやエアタグを浮気調査に使うことに問題を感じていないという調査結果が発表されました。この認識のギャップは、個人のプライバシーや法的リスクを考慮せず、手軽さから来ていると見られます。
GPS・エアタグの使用状況
最近の調査では、約48.7%の人々がGPSやエアタグを使っての位置把握に対して「問題ない」と考えていることがわかりました。特に「夫婦や恋人同士なら問題ない」と感じる人は多く、心理的バリアが低いことが伺えます。しかし、これは非常に危険な考え方です。
法的リスクの存在
無断で他人にGPS機器やエアタグを取り付ける行為は、多くの法律に抵触する可能性があります。例えば、無断で位置情報を取得すると、プライバシーの侵害として損害賠償を求められることにもなりかねません。
ストーカー規制法は、無承諾での位置情報取得を禁じており、これに違反すると刑事罰が科せられる場合もあります。このような法的リスクが存在していることを認識せずに、気軽にGPSなどを用いるのは非常に危険です。
証拠の利用価値
さて、仮に違法に収集した位置情報を使って証拠を集めたとして、果たしてそれが裁判で使えるでしょうか。残念ながら、違法に収集された証拠は、民事や刑事の裁判で無効とされる可能性が高いのです。つまり、リスクを冒してまで集めた位置情報が、いざというときに役立たないとすれば、それこそ本末転倒です。
加害者になりうるリスク
さらに恐ろしいのは、無断で取り付けたGPSやエアタグが発覚した場合です。相手が警察に相談すれば、装着した側が「加害者」として疑われるリスクがあります。証拠を得るつもりが、自らが法的に責任を問われる立場になりかねません。
調査業界の現状
探偵業においては、GPSやエアタグを用いた調査も存在しますが、それらは法的リスクを抱えています。RCLは、そのような手法を使用せず、依頼者を法的リスクに巻き込むことのないよう、合法的な方法のみを選びます。
最後に
法律上、GPSやエアタグを無断で使用することは非常に危険な行為であり、それを知らずに行動することは、自らを危険にさらすことになります。証拠は集めることが重要なのではなく、正当に使用できる状態にあることが何よりも重要です。法的リスクを理解し、正しい手法で事にあたることが求められます。まずは、今の状況を整理した上で、専門家に相談することをお勧めします。法令を遵守して、安全で合法的な方法での調査を行うことが、依頼者とその家族を守るための第一歩となります。