車いす利用者向け「カンタン着物」新サービス
日本介護システム株式会社は、2026年5月1日から車いす利用者でも着物を着用できる新サービス『カンタン着物レンタル&着付けサポート/同行ヘルパー』の提供を開始します。このサービスは、結婚式や家族の祝福、記念日など大切な日を年齢や障害に関わらず、安心して美しく過ごすためのものです。
1. 高齢者の外出支援の新たな一歩
高齢化社会の進展に伴い、外出や正装での参列が難しいと感じる人々が増えています。その中で介護ニーズが高まり、外出そのものを諦めざるを得ない状況もあります。本サービスは、そのような社会問題に真正面から取り組むものです。
本サービスの特徴は、高齢者や障害者の社会参加を支援する新たな外出支援モデルとしての位置付けです。福祉分野とサービス産業が連携し、誰もが参加できる環境を提供します。
2. 和あらかるとの独自システム
このサービスの大きな特長は、和あらかると代表の岩田晶子氏が開発した独自の「カンタン着物」システムです。このシステムにより、車いすを利用している方や要介護の方でも短時間で、しかも身体への負担を抑えて着物を着ることが可能になり、ハードルの高かった「着物での参列」を実現します。
岩田氏は長年、和装文化の普及に努めてきた経験を持ち、この実績と日本介護システムの外出支援における知見を組み合わせることで、安心して和装を楽しめる環境を構築しました。
3. 同行ヘルパーによるサポート体制
サービスを利用する上で、心配なのが外出時のさまざまなサポートです。そこで、専門研修を受けた同行ヘルパーが、参加者の自宅や施設にお迎えに来て、着付けや外出中の移動サポート、トイレ時の着脱支援、式典後の着物の返却も一手にサポートします。
家族や親族にとっても安心な体制を整え、参加する意欲を高めます。このサービスにより、結婚式やお祝いの場を心から楽しむことができるようになります。
4. トータルサービスの実現
さらに、日本介護システムは、訪問理美容サービス「KamiBito」とも提携しており、理美容師が訪問し、ヘアセットや身だしなみをトータルでサポートします。これにより、準備や移動の負担を最小限に抑えた状態で、晴れの日にふさわしい装いが整えられます。
5. 誰もが参加できる社会の実現
日本介護システムは、外出や社会参加を理由なきあきらめない社会の実現を目指しています。彼らの理念は、ただのレンタル事業に留まらず、自身の尊厳や自己表現の機会を守ることにも力を注いでいます。この取り組みを通じて、社会に“その場にいること”や“祝う側として参加する”意義を問いかけていきます。
6. サービス詳細
- - サービス開始日: 2026年5月1日 (予約受付開始: 2026年2月2日)
- - 対象者: 同行ヘルパーを利用される方
- - 提供内容: 着物レンタル・着付けサポート、トイレサポート、着物返却支援
料金は、訪問着が57,200円(税別)、留袖が60,500円(税別)で、これには往復送料と着物レンタル料、着付け料、クリーニング代が含まれます。ただし、外出支援サービスおよび訪問理美容サービスは別途見積もりとなります。
7. これからの展望
日本介護システムは今後も、多様な人々の挑戦を支え、共生社会の実現に向けた取り組みを続けていく所存です。特別な日を美しく迎える、その喜びを誰でも享受できる社会の実現を心から願っています。