鳥取県とオミカレの婚活支援の深化
株式会社オミカレは、2025年度も鳥取県との連携協定を継続し、持続可能な婚活支援モデルを全国へ展開することを発表しました。この取り組みは、未婚者数の増加と少子化問題の解決を目指しており、県民の出会いの機会を創出することを目的としています。
オミカレと鳥取県の連携の始まり
約10年前から継続しているオミカレと鳥取県の連携は、結婚支援の活動を活性化することを目指しています。鳥取県は人口減少や未婚率の上昇などの問題を抱えており、2015年に「とっとり出会いサポートセンター・えんトリー」を設立。2023年度からは「年間500組のカップル倍増計画」を掲げており、若者に向けた出会い支援を進めています。このビジョンとの一致から、昨年3月に両者は連携協定を締結しました。
具体的な取り組みの実績
2023年12月、オミカレと鳥取県は「恋活・婚活応援セミナー」を開催し、多様化する出会いの手段についての講演を行いました。その後、2024年5月には「鳥取砂丘×マッチングイベント」を実施。20代から30代の男女100人が集まり、見事なマッチング率を記録しました。参加者の平均年齢が30.9歳と若者層をターゲットにした結果、官民連携による大規模な出会いの機会が生まれました。
若年層の出会いの場を提供
オミカレと鳥取県の連携では、若者を引きつけるために様々なイベントや交流会を開催しています。出会いサポートセンター「えんトリー」とのコラボ企画として、オミカレ会員とセンター会員が参加するカフェ交流会も行われました。これにより新たなカップルが誕生するなど、オミカレと「えんトリー」の相互補完的な役割が発揮されています。
ネットワークの拡大と情報共有
2024年7月には、全国の自治体向けに「オミカレ婚活サミット2024」を實施し、成功事例の共有を行いました。参加者の高い期待度が示されたことからも、出会い・結婚支援の重要性が再認識されていることが伺えます。また、他の自治体とも連携を図るネットワーキングも進められ、地域全体での結婚支援体制の強化が期待されています。
今後の展望
2025年度に向けて、オミカレはオンラインとオフラインを組み合わせた「出会い4.0」としての婚活支援をさらに強化する方針です。若者の結婚意欲を高めるために、セミナーやイベントの開催、他団体との連携を進め、全国の自治体への支援を強化します。オミカレと鳥取県の協力によって、新たな出会いの機会が多くの人に提供されることが期待されます。
コメント
鳥取県の出会い・結婚支援担当の長谷川氏は、「若い方のニーズに応じたサポートを行い、活力あふれる婚活環境を築いていく」と述べ、オミカレとの連携の意義を強調しています。また、オミカレ代表の下永田氏も「新たな出会いの創造を進め、多くの人に幸せな出会いを提供する」と更なる活動の継続を宣言しました。
このように、オミカレと鳥取県の連携活動は、多くのカップルを生むばかりでなく、地域全体の婚活市場を活性化させるキーになると期待されています。