新たなウェディングドレスの潮流、ituwaの2025-2026年コレクションを探る

夢と現実の狭間を表現するituwaの新コレクション

ウェディングドレスブランド「ituwa」が、2025-2026年の新コレクション『Parallel world』を発表しました。このコレクションは、「平行世界」をテーマに、夢と現実の境界をフレキシブルに探求するデザインが特徴です。新たなシルエットや素材選びにより、これまでとは一線を画す美しいウェディングドレスが展開されます。

カジュアルウエディングに特化したデザイン

昨今の結婚式ではカジュアルさが求められるようになり、ゲストとの距離感が近くなる傾向が見られます。ituwaの新コレクションでは、ウエストラインを解放し、動きやすさや快適さを重視したデザインが取り入れられています。特に、ダブルシルエットを採用することで、透け感のあるスタイルが生まれ、スレンダーな印象を与えつつ、ウェストラインの美しさも強調されています。これにより、友人や家族と近い距離で過ごすことが可能になります。

ドレスのスタイル

新コレクションでは、全16点の新作ドレスが揃っており、カジュアルウエディングにぴったりのデザインが多数ラインナップされています。1920年代のコルセットの解放をイメージし、堅苦しさを排除した自由なスタイルが楽しめます。大きなシルエットの膨らんだドレスとは異なり、細身のラインを意識したデザインで、花嫁が快適に過ごせるように工夫されています。

「白」との決別、新たな色合いの提案

これまでのウェディングドレスの常識にとらわれない新たな試みとして、ituwaは「白」以外のドレスにも着目しています。欧米で人気のあるカラードレスやプリントドレスの流行にも影響を受け、アートを取り入れた独自のフローラルプリントや、シャンパンカラーの上質なジャカード素材を使ったドレスを発表しました。これにより、選択肢が広がり、個性を大切にしたい花嫁の心を捉えます。

プリンセスラインからの脱却

日本では伝統的にウエスとをシェイプしたAラインやプリンセスラインが主流ですが、ituwaは新たな流れを提案します。テントラインやスレンダーラインのドレスが登場し、現代のカジュアルな結婚式にもマッチするスタイルを追求しました。透け感のあるデザインでありながら、花嫁らしさを失うことなく、ウェストラインを強調した新しいデザインを特徴としています。