入籍日と結婚式の関係が変わりつつある実態
アニヴェルセル株式会社が行った「恋愛・結婚意識」に関する意識調査の第107弾が発表されました。この調査は、全国の20代から30代の未婚及び既婚の男女605名を対象に、入籍と結婚式の時期についての意識を探るものです。特に注目を集めたのは、入籍日と結婚式が同じ日であるカップルの割合が僅か6.8%と少数派にとどまっている点です。
入籍後の結婚式が主流に
調査結果によると、最も多かったのは「入籍後に結婚式を挙げた」という回答で48.0%を占めています。続いて「入籍のみ、結婚式は挙げていない」が35.6%、同日に行ったカップルはわずか6.8%という結果でした。
この傾向にある理由として、「入籍してから結婚式を挙げる方がスムーズ」という意見が39.0%を占めており、スムーズな進行を望むカップルが多いことが伺えます。入籍と結婚式の順番の変化は、「新生活を早くスタートしたい」といったライフスタイルの影響も考えられます。
自由な価値観が広がる現代の結婚
かつては、多くのカップルが入籍と結婚式を同日に行うスタイルが一般的でした。しかし、最近の調査結果からは、入籍自体を一つの重要な節目として捉えるカップルが増えていることが見えてきます。入籍は結婚の第一歩とされ、自由な価値観を持つ新世代のカップルたちは、自分たちに合ったタイミングでこの晴れの日を迎えようとしています。
それに伴い、結婚式を挙げないカップルも増加しています。入籍のみの選択や、既に同居しているカップルがカジュアルな形での入籍を選ぶケースが見られます。
結婚式に対する新たな視点
入籍や結婚式をカスタマイズする傾向は、結婚式場の選び方にも影響を与えています。現代のカップルたちは多種多様な価値観を持つため、結婚式そのものにおいてもこれまでの固定観念を打破し、自分たちの思い出に残るセレモニーを重視しているのです。
アニヴェルセルでは、こうした新しいライフスタイルに応じた記念日プロデュース事業を展開しており、カップルそれぞれの希望を反映した式を演出しています。「幸せは、祝福されると記念日になる。」という理念のもと、アニヴェルセルは結婚の一瞬一瞬を大切にし、それぞれのカップルへ寄り添ったサービスを提供しています。
結婚に対する考え方が多様化する中、自分らしい結婚生活をスタートさせるために、入籍日と結婚式の関係やタイミングを見直すことがこれからのカップルにとって重要な要素となるでしょう。カップルがどのような道を選ぶのか、その選択肢はますます広がっていきそうです。