主役婚の変革
2025-07-17 11:02:26

令和の結婚式はゲストと楽しむ時代!主役婚の変革とは

令和の結婚式はゲストと楽しむ時代!主役婚の変革とは



近年の結婚式のトレンドに変化が訪れています。特に令和の時代を迎えて、従来の「主役」としての意識が薄れ、より「ゲストと共に楽しむ」というスタイルが広がりを見せています。このタイトルでもある「脱・主役婚」は、株式会社トキハナが2024年に実施した調査によって明らかになった現象です。

調査結果に見る意識の変化



トキハナの調査によると、272人の20〜30代のカップルの中で、30%が「自分たちが主役でない結婚式」を選んでいることが示されました。これには「主役ではなく主催者として感謝を伝えたい」という意見が多く寄せられ、従来の結婚式の概念が変わりつつあることが伺えます。結婚式の本質が「誰のために、どのように過ごすか」にシフトしている中で、演出も目立つことから共有することへと変化しています。

また、「ゲスト参加型」の演出が過半数を超えて実施されていることも見逃せません。たとえば、ウェルカムパーティーや迎賓の時間を取り入れたり、ゲストとともに楽しむ演出が多く取り入れられています。これにより、ゲストとの距離を縮め、共に幸せな時間を過ごす結婚式スタイルが注目を集めています。

定番演出をあえて省略する選択肢



意外にも、伝統的な演出が取り入れられないケースも増えています。特に「高砂を設けない」と回答するカップルは約半数に達し、「ファーストバイト」「お色直し」などの演出を省略する理由としては、ゲストにとっての意味を疑問視する意見が多く見受けられます。この傾向は明らかに「やるべきだからやる」という従来の価値観からの脱却を示しています。

ゲストとのコミュニケーションや時間を優先し、自分たちが本当にやりたいことを選択する姿勢が強まっています。結婚式において重要なのは、目立つことではなく、「参加してもらったゲストとどのように過ごしたいか」ということなのです。

SNSがスタイル選びのカギ



また、結婚式のスタイルを選ぶ上で重要視される情報源として、SNSや情報サイトの利用が挙げられています。具体的には、情報サイトの記事やコラム、Instagram、YouTubeが特に好まれているとのデータがあり、ビジュアル重視の媒体が選ばれる傾向があります。これによりカップルは、自分たちらしい結婚式を実現するための情報を容易に得られる環境が整ってきています。

実際の事例



ここで、実際にゲストと過ごすことを重視した結婚式を施行したカップルの事例を見てみましょう。

  • - 「レシート写真」
ゲストが撮影スポットで自由に写真を撮り、その場で印刷して楽しむ演出。披露宴中は、写真を壁に飾り、みんなで楽しい思い出を共有できます。

  • - 「ウォールレター」
会場の入り口に、ゲスト一人ひとりへの感謝の手紙を用意したおもてなし演出。ドレス色当てクイズの投票用紙を加えることで、演出としても楽しめるものに。

  • - 「人前式」
宗教や形式に縛られず、ゲストに結婚を誓うスタイル。誓いの言葉やサインをゲストにお願いすることで、一緒に作り上げる自由な式が人気です。

結婚式の未来を見据えて



このような変革は、結婚式の在り方に大きな影響を与えています。これまでは「目立つ華やかさ」が重視されてきましたが、今後は「大切な人たちとの幸せな時間をどう過ごすか」が優先される傾向が強まるでしょう。トキハナではこの新たな考え方を「パーソナライズ婚」と定義し、結婚式の多様な選択肢の提供に力を入れています。この変化に寄り添い、カップルがより快適に、自分らしい結婚式を実現できるようサポートしていくことが求められています。


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