谷川俊太郎の名作『祝婚歌』が文庫化
2025年2月6日、株式会社河出書房新社より、谷川俊太郎編著の詩集『祝婚歌』が新たに文庫化されることが発表されました。この詩集は1981年に初版が刊行されて以来、たくさんの読者に愛され、40年以上の時を経て再び書店に並びます。
詩集の概要
『祝婚歌』は、谷川俊太郎自身が「序詩」を執筆し、茨木のり子や室生犀星、吉野弘など、多くの有名作家による27篇の詩を収録したアンソロジーです。愛をテーマにした詩がダイレクトに心に響き、特に結婚を控えたカップルや、愛を育む人々にぴったりの一冊です。
本書には谷川俊太郎による感慨深い「序詩」が掲載されており、「あなたがいる 私のかたわらに」といった言葉が印象的に綴られています。このような詩は、二人の関係を振り返るきっかけにもなるでしょう。
美しいデザイン
文庫化にあたり、カバーデザインは『あたしとあなた』の美しい造本が話題となった名久井直子さんによるものです。眼を引くデザインは、プレゼントにも最適で、愛を祝う場面をさらに特別なものにしてくれるでしょう。
収録された詩の魅力
特に注目したいのは、吉野弘の「祝婚歌」です。彼の詩は、恋愛や結婚というテーマに対し、愚かであることの重要性や、完璧を追い求めることの不自然さを指摘しています。『祝婚歌』は、ただのお祝い事としてではなく、愛を実践し、育んでいく姿勢について考えさせられる内容が散りばめられています。
プレゼントに最適
この詩集は、特別な日の贈り物としても最適です。結婚式の引き出物や、友人へのギフトとしても喜ばれることでしょう。
2月6日の発売日に向けて、愛を祝う詩集の新たなラインナップをお見逃しなく!
書誌情報
- - 書名: 祝婚歌
- - 編著: 谷川俊太郎
- - 仕様: 文庫判/112ページ
- - 発売日: 2025年2月6日
- - 税込定価: 792円(本体720円)
- - ISBN: 978-4-309-42168-1
- - 装丁: 名久井直子
- - 出版社: 河出書房新社
谷川俊太郎が贈る『祝婚歌』、愛の言葉を通じて多くの人に温かい気持ちを届け続けることでしょう。