2025年の結婚事情
2025-09-24 14:06:52

2025年の結婚事情を探る!結婚式実施率と新たな価値観の変化

◆ 新たな結婚式の実態調査

株式会社マイナビが運営する結婚準備情報サイト『マイナビウエディング』が、2024年7月から2025年6月に結婚した20~49歳の男女を対象に実施した「2025年 結婚・結婚式の実態調査」の結果が発表されました。今回の調査は、全国のカップルの結婚式に関する動向や価値観の変化を明らかにしています。

◆ 結婚式実施率は前年並み

調査結果によると、結婚式を実施したり、予定しているカップルの割合は59.1%と前年(58.2%)とほぼ変わらないことが分かりました。特に、結婚式を挙げない予定の若いカップルが多く、20代では約26%が結婚式を考えていないと回答。これは前年から5.6ポイントの増加で、結婚式に対する意識が少しずつ変化している様子が見受けられます。結婚式を挙げない理由としてもっとも多かったのが「他のことにお金をかけたい」というもの。今の時代、物理的な結婚式よりも、夢の旅行や新しい生活に贅沢を注ぎたいといった考えが強まっているのかもしれません。

◆ 結婚式を挙げる理由

一方、結婚式を挙げることを決めた理由として「一生に一度の経験だから」との回答が37.8%で最も多く、次いで「思い出に残したいから」が36.7%でした。この2つの理由が多いことから、カップルが自身の想いや価値観を尊重し、特別な思い出を作ることに重点を置く傾向が強まっていることが分かります。特に20代層では「主役になれる場」であることや「本当に仲の良い友人に祝福されたい」という理由が大きく影響しています。自己表現の場としての結婚式が重要視されており、今後は式のスタイルや内容も多様化していくと考えられます。

◆ 前撮り・後撮りへの関心

結婚を挙げるカップルのうち、83.1%が前撮りや後撮りを実施・検討しています。その理由として挙げられているのが、より多くの思い出を記録に残したい、または満足のいく形を選びたいという強い希望です。また、結婚の記念旅行を行ったカップルは75.2%にも上り、前年から約11.8ポイントの増加。結婚式だけでなく、あらゆる面での記念体験を豊富にすることが一つのトレンドになっているようです。

◆ 結婚式の二極化が進行中

全体として見れば、結婚式を実施する層としない層の二極化が進んでいると言えるでしょう。実施するカップルは、自分たちの価値観に基づいた体験を重視し新たなアイディアやスタイルに興味を持っている一方で、関心のない層は徐々に増加している様子が見られました。今後、結婚式場やサービスに対する需要も変わっていくことが予想され、式場見学や指輪の試着といった初期接点だけでなく、結婚後を見据えたサービスを提供することが必要だと考えます。

こうした傾向から、これまでの形式や慣習に捉われず、新たな結婚式のイメージを提案し続けることが重要となるでしょう。「マイナビウエディング」は、これからも多様なカップルのニーズに応えるために、最適な情報を発信していく所存です。


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