テイクアンドギヴ・ニーズがPRIDE指標で2年連続ゴールド認定
婚礼業界のリーダーである株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、LGBTQ+に対する取り組みが評価され、「PRIDE指標2025」において最高位のゴールド認定を2年連続で受賞しました。この認定は、同社がどれだけ多様性を尊重し、職場環境を改善しているかを示す重要な指標といえます。
LGBTQ+への包括的なアプローチ
テイクアンドギヴ・ニーズは、2014年からLGBTQ+に関する社内研修を導入しました。これにより、性自認や性的指向に関わらず、全てのお客様が特別な一日を迎えるためのサポートを行ってきました。特に、同性カップルとその子どもを対象とした福祉制度の構築は、業界内でも先駆的な試みとして評価されています。
さらに、同社の活動には、Forbes JAPANが選出したNPO法人虹色ダイバーシティの村木真紀氏を社外取締役に迎えたことも含まれます。彼女の存在は、LGBTQ+への理解促進に大きく寄与しており、企業内での意識改革を進める要素となっています。
取り組みの具体例
2023年のPRIDE月間では、テイクアンドギヴ・ニーズは社員向けにe-learningを提供し、「LGBTQ+アライステッカー」を配布しました。また、社内にはDE&I(ダイバーシティ&インクルージョン)に関する取り組みをまとめた動画を配信し、様々なトピックに関する意見交換会も実施しています。これらの施策は、従業員が多様性について考え、行動する機会を増やすことを目的としています。
さらに、この一年間で社外との連携も強化し、大阪・関西万博のウーマンズ・パビリオンでDE&Iに関する講演を行ったり、関西大学での多様性を尊重するイベントにブース出展するなど、広がりを見せています。
社会的役割の推進
PRIDE指標の認定を通した取り組みは、テイクアンドギヴ・ニーズの社員だけでなく、周囲の人々にも影響を与え、LGBTQ+支援の輪が広がるきっかけとなっています。同社は今後も、多様な背景や価値観を持つお客様や従業員が、より自分らしく生きられる社会を目指して取り組みを続けていく構えです。
PRIDE指標2025とは
PRIDE指標2025は、性的マイノリティが安心して働ける職場作りを推進するために策定された指標で、日本において初めての取り組みとされています。この指標は、行動宣言(Policy)、当事者コミュニティ(Representation)、啓発活動(Inspiration)、人事制度(Development)、社会貢献(Engagement/Empowerment)の5つの要素から構成されています。企業や団体は、これらの基準を満たすことで点数を得て、ゴールド、シルバー、ブロンズのいずれかに認定されます。
テイクアンドギヴ・ニーズのこのゴールド認定は、今後の同社の活動とともに、多様性を尊重した社会の実現に向けた重要な一歩であると言えるでしょう。