リアルな声を反映！中高年の理想デートと恋愛観とは

中高年の恋愛観に迫る調査結果

近年、中高年層の恋愛やデートに対する関心が高まっていることは、多くのメディアでも取り上げられています。そんな中、株式会社ラス恋が実施した調査によって、40〜70代の男女が求める理想の恋愛観やデートスタイルが明らかになりました。この調査は2025年7月に行われ、1,133人の参加者から得たリアルな声が集まっています。

理想の恋愛に求めるもの

今回の調査で最も多く支持を受けたのは「手をつないで歩くだけで嬉しい、ときめきをもう一度感じられる恋」（21.7％）でした。この結果から、中高年層が「ときめき」や「シンプルな幸せ」を大切にする傾向が伺えます。また、安心感を重視した「体調や生活を気遣い合える恋（165pt）」や、共同生活を意識した「家族になることを意識した恋（122pt）」は、若い世代ではなく長い関係を重視する姿勢を反映しています。

理想のデートスタイル

さらに、調査結果では「日帰り旅行やドライブ」が最も人気のデートスタイルに。全年代での支持が高く、特に60代男性では過半数が選択する結果となりました。このデートスタイルは、懐かしさやリラックスした環境で会話を楽しむ機会を提供し、中高年層にとって新たな魅力を感じる要素となっています。

参加者の自由回答からは、「夏の暑さを避け、冷房の効いた車で快適に会話を楽しみたい」という声や、「ドライブデートは青春時代の記憶が蘇る」といった意見もあり、ドライブには特別な意味があることが分かります。このように、シンプルだけれどもときめきを伴うデートスタイルが、世代を超えて支持を受けているのです。

連絡先の交換に関する男女の心理

また、連絡先の交換タイミングに関する質問では、男女でのスタンスの違いが浮き彫りになりました。男性の64.9%が「会う前」に連絡先を交換したいと希望する一方で、女性の41.9%は「会った後のほうが良い」との結果が出ています。この違いから、それぞれの恋愛に対する積極性や慎重さが浮かび上がります。

男性は関係性を早く確立しようとする一方、女性は一度実際に会ってみてから判断したいと考えているのです。この心理の違いは、マッチングアプリでの出会いを通じて特に感じられる部分かもしれません。

ラス婚研究所の設立

調査結果を受けて、ラス恋は「ラス婚研究所」を新たに設立しました。この研究所では40代以上の恋愛事情をデータとリアルな体験談を通じて掘り下げ、社会に発信していくことを目的としています。さらには、定期的にアンケート調査やインタビューを行い、中高年層の恋愛に関する理解を深めていく予定です。

第一期の研究員も現在募集しており、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。このような取り組みを通じて、中高年世代の恋愛がもっと自然に語られ、共感を集めていくことが期待されています。