令和時代の不倫事情を探る
コロナ後も満室のラブホテル
令和に突入した現在、浮気のスタイルは著しい変化を遂げています。特にコロナ禍において、ラブホテルは逆に満室状態が続いていました。外出自粛や飲食店の規制がある中で、カップルたちは密を避けつつラブホテルを利用し、密かにデートを楽しむ姿が見られました。この特徴的な傾向は、今後も続く可能性があります。
アフターコロナでは、リモートワークを口実にしてラブホテルで長時間を過ごすカップルも多く、従来の2〜3時間のホテル利用とは違った新しい形が定着しつつあるのです。また、熟年カップルの浮気も増加しており、若いカップルが家庭で会うのに対し、W不倫のケースではラブホテルが必須とも言えます。
不倫の時代による変化
昭和、平成から令和への移行
昭和や平成の不倫は、比較的シンプルでした。多くの場合、携帯の普及前は職場など限られた環境で出会うことが多く、連絡手段も限られていました。しかし、令和に突入すると、SNSやアプリが普及したことで不倫の方法も多様化しています。
特に令和の浮気では、LINE以外での連絡が増え、文字が消えるツールや専用アプリを使用するカップルも登場。これにより、パートナーの不倫を見抜くのが難しくなっています。また、相手の連絡先を知らないケースも増え、より隙間がない「完全不倫」が進行中です。
移動手段の変化
従来の不倫では徒歩や自家用車、公共交通機関が一般的でしたが、現在はアプリで呼ぶタクシーやライドシェアが浸透しています。そのため、不倫カップルの行動を予測するのが難しく、探偵業界では新たな対策が求められる時代となっています。
男女平等な不倫社会
令和においては、男女の浮気の比率が近づいています。以前は夫の不倫が圧倒的に多かったですが、現在では妻の浮気が約半数を占めるようになりました。この背景には、女性の社会進出が大きく影響しています。
DINKSが流行していた平成から、共働きが標準になった令和では、女性の出会いのチャンスも多くなり、それに伴い不倫も増加しているのです。この情報を男性に伝えると、「僕だけじゃないんですね」と安心する方が多い印象です。
高齢層でも浮気が増加
近年、特に注目されるのはシニア層の不倫です。実際に、全体の約7割が60代以上、そして90代の浮気調査も増加傾向にあります。高齢者の恋愛は新しい悩みを生むだけでなく、特に遺産相続問題にも発展することがあります。例えば、50代の子供が親の不倫を心配する理由が、実は遺産相続が絡んでいるケースもあるのです。
パパ活の現実
最近の若者文化として「パパ活」がありますが、これもまた多くのトラブルの原因となっています。「パパ」と呼ばれる男性たちは、自分だけの女性だと思っていることが多いですが、実際には多数の「パパ」が存在しているケースも珍しくありません。こうした状況は、夫婦への不倫調査に繋がることがしばしばです。
AIの影響と未来の不倫調査
次世代に向けて、AIも浮気の悩みを解決するパートナーとして活用されるようになっていますが、証拠の収集は依然として探偵の仕事です。AIではできない調査を通じて、伝えられた悩みを解決する場として、我々の役割は極めて重要です。
これからも浮気調査のニーズは増加し、私たちが家庭の安心を守る存在であり続けることが期待されます。様々な不安やストレスに対してのサポートと、問題解決のための手助けをしていきたいと思っています。