婚活経験者の幸せな結婚生活とは
最近、ナコード総研が実施した「婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026」によれば、婚活を経て結婚した人の82.9%が現在の結婚生活に幸せを感じているという結果が出ました。この調査は全国の800名の婚活経験者を対象に実施され、その中で得られた知見は非常に興味深いものでした。
調査の概要と結果
調査は2026年6月10日に行われ、年齢は20代から49歳まで幅広い層が参加しました。結果の内訳を見てみると、「とても幸せだ」と回答したのが40.4%、また「やや幸せだ」と感じている人が42.5%でした。一方で、「あまり幸せではない」と感じている人は10.3%、そして「まったく幸せではない」との回答者は6.9%でした。
驚くべき点は、性別や年代、職業、収入、さらには子供の有無といった要素による幸福感のデ差が見られなかったことです。全体的な幸福実感率は、男性20代が73.7%、女性20代が87.8%で、どの群でも7割を超える数字を記録しているのです。
自己理解と幸福度の関係
調査の中で最も注目される結果は、「結婚前の自己理解」が高い群ほど幸福感が増す傾向があったことです。ナコード総研では「パーソナル婚活スコア」という独自の指標を用いて、自己理解の深さを測定しました。
このスコアは自己理解に関する6項目を合算したもので、その結果、幸福実感率は高群で90.6%、中群で83.5%、低群では57.4%と、自己理解度によって明確な差が生じていました。高群と低群の幸福実感率には、なんと33.2ポイントもの差が見られました。
さらに、自己理解の具体的な項目別に見ても、「パートナーとどんな関係を築きたいかをイメージできていた」場合の幸福実感率は最も高く、+18.7ポイントの差が生じていました。他方で、「婚活でつまずく原因を把握していた」項目では、差が最も小さく、+5.6ポイントでした。これにより、自己理解の内容において何を重視するかが、幸福感に影響を与えていることが伺えます。
結婚の決め手と幸福度
また、結婚に至る決め手別に評価された幸福実感率も興味深い結果を示しました。「価値観が近い」と感じた人の幸福率は91%、一方で「困ったときに支え合える」と感じた人の中には12.7%が「まったく幸せを感じていない」と答えています。このことは、結婚において支え合いよりも価値観の共鳴が幸福に寄与することを示唆しています。
総括
今回の調査結果から、婚活経験者の82.9%が結婚生活に満足感を持っていることが分かり、幸福を感じる要因は年齢や収入ではなく、自己理解に大きく依存していることが明らかになりました。自分の価値観や理想の関係を明確にすることは、誰にでも可能であり、婚活においては相手探しだけではなく、個々の希望を言語化する支援も必要だといえるでしょう。
詳細な調査結果はナコード総研のnoteにて公開されていますので、ぜひご覧ください。