奨学金と結婚
2025-07-10 11:18:50

奨学金返済中でも結婚対象に!新たな婚活の実態とは

結婚相手としての「奨学金返済中」の位置付け


結婚相談所「パートナーエージェント」が実施した最新の調査によると、奨学金を返済中の人が結婚対象として見られる割合が92%にも達すると報告されています。この調査は311人の婚活中の会員を対象に行われ、奨学金が結婚や婚活に与える影響について多角的に分析されました。調査の趣旨は、経済的な要因が未婚化や晩婚化に影響を与えている現状を受け、婚活を考える人々が奨学金の返済についてどのように感じているかを明らかにすることにあります。

調査背景と経済的な不安


内閣府の研究によれば、未婚化・晩婚化の主な要因は経済的不安であるとのことです。近年は可処分所得の減少も相まって、多くの人が結婚後の生活に不安を覚えています。この不安の中で、奨学金は多くの人にとって現実的な負担となっていることは否めません。

1989年には約21.2%の大学生が奨学金を受給していましたが、2022年度に入るとその数は55.0%にまで上昇しました。これは即ち、結婚を考える世代が奨学金を抱えた状態で将来設計を考えざるを得ない状況にあることを示しています。

調査結果の詳細


調査の中で、パートナーエージェント会員の34.7%が奨学金を受給した経験があると回答しており、25歳から29歳の若い世代では77.8%が「奨学金返済中であることを相手に伝えることに抵抗がある」と感じていることが分かりました。しかし興味深いことに、「奨学金返済中の人は結婚相手として対象にならない」と答えた人は8.0%に留まります。多くの人が奨学金の返済有無だけでパートナーを選ぶことはないという点が浮き彫りとなりました。

奨学金のコミュニケーション


また、奨学金がある場合、どのタイミングでそれを伝えてほしいかという質問には、29.9%が「真剣交際前に伝えてほしい」と答えています。伝えるタイミングやその内容についてのアドバイスを求める声が64.5%もあったことから、コミュニケーションを重視する姿勢がうかがえます。

結婚後の家計に対する意識


奨学金の返済に関して結婚後の考え方を尋ねたところ、42.4%が「自分で借りた分は自分で返すべきだ」と考えていることも判明しました。この点についても、世代によって考え方に違いが出てきます。若い世代は、結婚後に奨学金の負担をどうするかについてまだまだ具体的に考えが及んでいない様子が顕著です。

まとめとイベントのお知らせ


この調査結果から、奨学金を背景にした婚活は決してネガティブなものではなく、むしろそれを受け入れ、共に成長できる関係を構築できる可能性が高いことが理解できます。

結婚相談所のパートナーエージェントでは、奨学金を受けている方々を支援するイベントを2025年7月19日に開催します。このイベントでは、奨学金返済の経験談や支援制度についての情報が提供されるほか、婚活における不安を解消するためのアドバイスを専門家から得られる貴重な機会です。詳細は公式サイトでご確認ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: 婚活 奨学金 相談所

トピックス(婚活)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。