2025年に向けた恋愛・婚活実態調査
2025年を見据えた恋愛・婚活の現状について、株式会社Parasolが運営する『恋愛婚活ラボ』が発表した調査結果が注目を集めています。この調査は、マッチングアプリ「Omiai」を利用する未婚男女を対象に行われ、恋愛や婚活の実態を浮き彫りにしました。以下にその主な結果を詳述します。
1. マッチングアプリの利用状況
調査によると、約半数(46.4%)の回答者が自身や周囲にマッチングアプリを利用していると答えました。この結果からも、マッチングアプリが日常的な出会いの手段としてしっかり根付きつつあることが確認されます。「マッチングアプリの話を堂々とできるようになった」という意見もあり、社会的な理解度も上昇しているようです。
2. 複数のアプリを利用する傾向
さらに興味深いのは、マッチングアプリを2個以上並行して利用しているという利用者が約50%を占めている点です。現在、人気が高まっているマッチングアプリ婚において、複数のアプリを活用することが新たなスタンダードになりつつあることを示しています。これによって、出会いの可能性を広げているのかもしれません。これは、利用者が様々な選択肢を持つことで、より自分に合った相手を見つけやすくなるという期待感を含んでいます。
3. 公的マッチングサービスの利用実態
対照的に、自治体が運営する公的マッチングサービスの利用者はわずか約1割(13.4%)にとどまりました。利用者からは「安心感や信頼感がある」との声がある一方、「利用者が少ないためマッチングしづらい」、「存在を知らない」という意見も多数寄せられています。この結果は、まだ公的サービスへの認知度が低いことを示していると言えます。
4. 結婚相談所の現状
結婚相談所の利用実態も調査されましたが、利用者はわずか3.6%と非常に少数派です。婚活における選択肢の一つとして知られてはいるものの、実際には利用の機会が限られていることが浮き彫りになりました。
調査の背景と今後の展望
『恋愛婚活ラボ』の所長、伊藤早紀氏は、マッチングアプリが「出会いのインフラ」となりつつある一方で、ユーザーのリテラシー向上が必要であると述べています。数多くのマッチングアプリが存在する中で、どのアプリを使うべきか、使い方が分からないといった声も少なくありません。マッチングアプリは出会いの場であり、利用者が賢く活用するためには、自己理解と情報収集が重要です。
また、マッチングアプリ各社も利用者が快適に使用できるような施策や機能改善に努めることが求められています。今後、より多くの人々が自身の理想的な出会いを見つけるために、マッチングアプリがどのように進化していくのかに注目です。
調査概要
- - 調査名称: 2025年恋愛・婚活実態調査
- - 調査期間: 2025年1月7日〜1月15日
- - 調査対象: マッチングアプリ「Omiai」ユーザー
- - 調査数: 467名
- - 調査方法: Webアンケート
この調査結果は今後の恋愛や婚活の動向を考える上で重要な意味を持ちます。マッチングアプリはますます普及し続け、恋愛の形も変わっていくことでしょう。