結婚式の季節選びに変化？人気の背景や気になる調査結果

近年の結婚式の傾向に変化が生じています。株式会社渕上ファインズが実施した調査によると、結婚式を挙げた20代から30代の女性の約4割以上が、一般的に人気がある春や秋の季節を意識せずに計画を進めたことが明らかになりました。これまでの伝統的な季節感に対する意識が変わりつつあるのかもしれません。

調査背景

結婚式の会場選びにおいては、近年、天候リスクを意識して屋内会場や全天候型の式場の需要が高まっています。特に、伝統的に人気の春や秋に偏っていた傾向が、屋内会場の選択に影響を与えていることが考えられます。ウェディングドレスショップであるJUNOの調査から、今の時代のカップルが好む結婚式についての意識の変化が浮き彫りとなりました。

調査結果の概要

調査は2025年11月10日から12日の期間に行われ、直近3年以内に結婚式を挙げた333名の女性からのデータを基にしています。

- 結婚式の季節として最も多く挙げられたのは「秋（9月～11月）」で、36.1%の回答がありました。
- 43.0%の女性が「人気の季節を意識しなかった」と回答し、自分たちの価値観で季節を選んでいることがわかります。
- 意識して選んだ場合、最も重視された要素は「過ごしやすい気温」で50.5%を占めており、続いて「希望する会場の空き状況」と「費用・予算」が続いています。

天候への不安と対策

同調査では約71.2%の女性が結婚式当日の天候について「ある程度心配していた」と答えています。これに伴い、会場選びでは次のような天候への対策が重視されました:
1. 天候に左右されない景観・雰囲気（49.0%）
2. 駅から会場までの交通手段（40.5%）
3. 全天候型の屋内会場であること（33.0%）

これを見ると、最近のカップルはただ単に美しい場所を求めるだけでなく、実用性を重視して選ぶ傾向が見受けられます。

会場選びのポイント

会場選びにおいて最も重視されたのは「会場の雰囲気・デザイン」で64.9%という結果が出ています。華やかな雰囲気やデザイン性が、ゲストに良い印象を与え、結婚式の思い出をより美しく演出する要素となっているのです。

まとめ

今回の調査を通じて、新しい世代の花嫁たちが結婚式の準備をする際の意識の変化を伺い知ることができました。結婚式を自分たちのスタイルで飾ることが重視され、天候や季節に左右されることなく「本当に自分が望む形」の結婚式を実現するための選択肢が増えているのが現状です。これは、伝統的価値観からの脱却を表し、より個性的で意義のある結婚式が増えていくことを暗示しています。ウェディングドレスショップJUNOも、そんな新しい選択肢を提供し、理想の結婚式実現をサポートしていきます。ジュノでは、幅広いドレスラインナップと個別のニーズに応えるサービスが揃っていますので、ぜひチェックしてみてください。